道場記vol.2 スリナム共和国を知る
おはようございます!
コーヒーはブラック派☕
Sportszoneの望月です。
昨日は実況道場でサッカーの実況。
ラ・リーガ26節
レアル・ソシエダvsビジャレアルのカード⚽
1-3でアウェービジャレアルの勝利。
ビジャレアルが2点先行、
ソシエダも後半に1点返しましたが、
古巣対決のスルロットに3点目を決められ勝負あり。
ビジャレアルが3ポイントを取りました。
ソシエダはこれでホーム勝利が3か月遠ざかっています.
最後に勝利したのは11月26日のvsセビージャ(2-1)
深刻な得点力不足もあり、
そのセビージャ戦以降ホームでは複数得点がない状況。
得点源で言うと、
オヤルサバルが腓骨筋と大腿二頭筋の2箇所打撲(国王杯SF2ndlegで復帰)。
20-21にブンデスで28ゴールのアンドレ・シウヴァはまだノーゴール。
今季7ゴールの久保がアジアカップから戻ってきたのは好材料ですが、
今夏のFW補強は必須のように思えます。
現状順位は7位で、
EL圏内まで勝ち点9。
CL圏内は勝ち点差12の状況。
今季はヨーロッパコンペティションもあり、
過密日程が続くソシエダ。
中2日でのゲームが続く中で、
今季残り試合はどういった戦いをみせてくれるのか。
久保選手の活躍にも目を光らせながら、
チーム全体も見ていきたい今後です。
にしても、
ヨーロッパコンペティションに出るクラブの中2日鬼スケジュールなんとかならぬものか・・・
ところで、
今日実況していた中でスリナム共和国という国を知りました。
この試合で途中から入ってきた11番のシェラルド・ベッカー。
彼のルーツである国です。
南米にある国で、ブラジルと国境で面しています。
南米はスペイン語圏が多いイメージでしたが、
スリナムは南米の独立国家で唯一のオランダ語圏内だそうです。
ベッカーはオランダ生まれオランダ育ち。
両親がスリナム人ということで、代表はスリナムを選んでいるようです。
アヤックスの下部組織育ちで、
これまでエールディビッジやブンデスでプレー。
23年にウニオン・ベルリンとの契約が切れ、
24年1月にソシエダと2年半契約で完全移籍。
この試合では躍動感あふれるプレー。
更にはスピードを存分に発揮しサイドを駆け上がるシーンも。
途中ファンも煽るシーンもあり、闘争心の強い選手の印象を受けました。
最後のプレーで弾丸シュートもありました。
あまり知らない選手だったのですが、
今後も楽しみ。
29歳と中堅選手ではありますが、
ソシエダに新たな化学反応をもたらしてくれそうです。
実況してみるとこういった知らなかったことにも出会えるので、
日々刺激があります。
この職業でなければ、
スリナムという国は知らずに終わっていた気がします。
実況は、
未知の世界を教えてくれます。
面白い。
好奇心旺盛なわたくし。
もっともっといろんなことを知りたいと心に思った一日でした。