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実況記vol.13 東洋大学ラグビー部がアツい

こんにちは!

黒ボールペンのインクゲージ搭載機能が欲しい。

Sportszoneの望月です。

今回は道場記。
関東大学リーグ戦2024 第7節
東海大学と東洋大学の試合。

スタッツはこちら↓

試合は最後まで接戦。
勝ったのは東洋大学でした。

昇格したばかりの東洋大学が東海大学に勝ったのは2022年のこと。
当時はこのアップセットにラグビーファンの間ではニュースになりました。

それから2年。
東洋大学が東海大学に再び勝利

リーグ戦で東海大学の勝つのは簡単なことでありません。
直近5年の成績を見てみると、
不戦敗を除くと東海大学は東洋大学に2回負けたのみ。

大東文化大も流通経済大も直近5年は勝っていません。

東海大学はリーグ戦6連覇中。
春季大会やリーグ戦も実況させていただいてましたが、
やはり完成度は高い。

FWの強さも然ることながら、
1年生SOの浦本選手始め、レギュラークラスの選手達の活躍、
上級生の経験値を含めてもとても洗練されたものを感じます。

以前木村監督にお話を聞いたときは、
一部レギュラーを除き選手達の実力は横一線で、
誰がその日のメンバーになるかは分からないとのこと。
控えの選手達も含めてレベルの高い選手達が揃っています。

その東海大学相手に東洋大学が再びの勝利。

アツい。
アツすぎる。


東洋大学のメンバーを見ると、高校は強豪出身の選手達も数多くいます。
東福岡、桐蔭学園、佐賀工業、大阪桐蔭などの花園Aシード常連校ばかり、と言うわけではないですが、
それでも花園では名前を聞くことの方が多い高校出身の選手達。
間違いなくスキルの高い選手達です。

さらに留学生の入部も活発に行われています。
ロックで212cmのジュアン・ウーストハイゼン選手、
コンビを組むインパクトプレイヤーのマタリキ・チャニングス選手。
東海大戦では出ませんでしたがWTBのモーリス・マークス選手もそうです。

これら留学生がいる中でのスクラムは強力。
流経にも東海にもスクラムで何度もペナルティを取っていました。
すごい。

東洋のスタイルは、
こうした留学生の強みは活かしつつも、
日本人選手もしっかりと存在感を出すところ。

特に両ロックを始めFWで起点を作った後のBK陣の攻撃は圧巻。
特筆すべきはそのスピード。

今回は佐藤、アダム・タマティ、浅尾、ボンド洋平、坂本選手の各選手がBKで先発しましたが、全員速い!!

タマティ選手は破壊力のあるランという感じですが、
他の4選手は切り裂くイメージ。
個人的に坂本選手のランニングスキルの高さは、
大学離れしたキレを感じます。

流経大とのゲーム、44分頃に見せたあのランニングは思わず唸りました。

基本的に相手タックラー1人に対して止まることがないので、
守る方としても2人、3人と人数をかける必要が出てきます。
そこから他のBK陣も来てさらにゲインしていく、
という構図を何度も見ました。

あと全体的に感じたのがサポートの早さ。
BK陣のスピードが速いとその分サポートが遅れて相手の強い選手につかまりジャッカルされる
のは時折ありますが、
そこに対するサポートが早い。
東海大戦ではFW陣もそうですが、足が速く体も強いタマティ選手が積極的にサポート。
マイボールをしっかりキープする展開を作れていたように思えます。

最後は追い上げる東海大から逃げ切り勝利。
東洋大はこれで東海大学から2回目の勝利。

先ほど高校の話をしましたが、
こういった勝利を積み重ねると、
東洋大でラグビーをやりたいと思う選手も増えるのではと勝手に邪推します。


週末の結果を受けた星取表がこちら。

東洋大は3位

東洋大学勝ち点17で3位。
上位5チームが混沌としてきました。

これは面白い。

東海大学が抜け出そうという所でしたが、
今回の敗戦によりどこが1位になるか分からなくなりました。
現在の1位は全勝の大東文化大学。
その大東文化大と東海大学が今週対戦します。

実況したい。。。

激戦のリーグ戦からますます目が離せなくなりました。
ますます楽しんでいこうと思います。

それでは!








































































































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