時短するアメリカスポーツ
こんばんは!
気温の変化に対応するためには足先から。
Sportszoneの望月です。
昨日面白い記事を見つけました。
最初に記事を見たとき、
サッカーにも来たか~という印象を受けました。
アメリカのサッカー(MLS)の独自ルールですが、
サッカーの試合が長引くのを防ぐ、
または故意に時間を使うことを防ぐために導入するものです。
記事の内容を簡単に要約すると、
選手交代時は10秒以内に出ること
選手が倒れてメディカルが入った場合、15秒以内に治療する
という2つのルールになります。(2つ目は可能なのか・・・?)
違反するとそれぞれ、
・60秒新規交代選手はピッチに入れない
・120秒当該選手はピッチに入れない
この2つの罰則が与えられます。
例外のケースなどはあるものの、
近年サッカーに見られる
「アディショナルタイム(以下AT)が長すぎる」
に一石を投じる施策だと見て取れます。
サッカーの試合時間は45分ハーフの90分ですが、
スローインやファウル、ボールセットや交代の時間など、
インプレーではない時間も多く存在します。
最近ではVARも大きく寄与しています。
それらの時間がATになるのですが、
以前よりかなり長くなりました(カタールW杯から?)
ただ一方で、
それだけ試合時間を正確に計測できるようになった
という言い方も出来ます。
良い面という捉え方をすると、
ATでドラマが生まれやすくなったことも。
直近のアジアカップを例にとると、
韓国vsマレーシアのゲームは後半AT15分にマレーシアが同点に追いつく
シーンがありました。
日本がイランに敗れた試合も後半ATのPKでの失点でした(悔しい・・・)
結局アジアカップでは、
大会を通じて21ゴールが後半ATに生まれていたそうです。
ドラマが生まれやすくなったことで
サッカーの面白味が増したことは確かだと思います。
ただ、試合数が増えている今の時代に、
1試合のプレータイムが伸びることはコンディション的な問題も含みます。
話をMLSに戻すと、
こうした罰則が設けられたことで、
選手達はより迅速なプレーが求められます。
この2つの施策がどのような影響をもたらすのかわかりませんが、
引き続き見ていきたいと思います。
昨今、アメリカではMLBでのピッチクロックなど、
試合時間に対する取り組みが既に行われています。
スポーツをエンターテイメントとしてより楽しんでもらえるようにしよう!
プレーをしていない時間を減らしてお客さんをダレさせないようにしょう!
そういった意思を感じます。
こうした考え方が組織全体にあって、
様々なことにトライ&エラーで挑戦していくのは
とても大事なことだと個人的には感じます。
MLS、、、
観てみようかな・・・