見出し画像

無課金おじさんと0.11mm

こんにちは!

ナスの素焼きがおいしいです。

Sportszoneの望月です。

先週金曜日から日曜日にかけて、
佐賀県で開催中の国民スポーツ大会の実況をさせていただきました。

開催日から体操の実況をさせていただきましたが、
これが2種目目になります。
今回は

「ライフル射撃」

の実況でした。

直近、
ライフル射撃競技(ピストル射撃)が有名になるシーンがありましたね。

©EURO SPORTS

知っている人も多いでしょう。
「無課金おじさん」です(俗称)。

ピストル競技では補助装備を付けて射撃を行う選手が多い中、
トルコのユスフ・ディケチ選手は何もつけず。
装備を付けない=装備に課金しない=無課金 ということでこの名前に。
しかも銀メダルを取ったので一躍有名になりました。

今では日本でファンアートも描かれるくらいの人気者らしいです。
本人は猫好きとのこと。

ディケチ選手が行ったのは混合10mのエアピストル。
その他にも種目が何種類かありますが、
私が国スポで担当したのは、
ビームライフル・ビームピストル(以下BR・BP)@湯布院スポーツセンター
になります。

配信はLIVEおよびアーカイブで配信されております。
よろしければご覧ください。

国スポチャンネルライフル射撃のリンク↓
https://japangamestv.japan-sports.or.jp/kyougi/riflesports

体操もそうでしたが、ライフル射撃も人生初の実況です。
競技のルールから始まり、
競技で使う道具や的の情報など色々準備をしながら本番に臨みました。

「ライフル射撃 ルール」などで調べると、
エアライフルなどの種目は出たのですが、
BR・BPに関しては詳細なものが出てこず一苦労💦
基本的には同じルールが適用される認識で進めました。

驚いたのが、的までの距離とその的の小ささ。
10mの距離から黒円の直径59.5mmの的に向かって射撃を行います。
そして10点圏内は1mmでそこから中心に行くにつれ0.1点ずつ増えていくとのこと。

「え?10mで直径59.5mm??」
「約6cm?」
「10点は直径1mm?」

というのが私の最初の反応です。
正直どうやったら当たるのか想像できないのですが、
これをどの選手も普通に当ててくる。
しかも得点は10点を超えるのがほぼ当たり前。
それを45分、60発撃ち続けます。

中でも、満点である10.9点を出すには
「約6cmの的の中心約0.11mmを打ち抜く」ことが必要です。
人の爪の先の5分の1くらいです。

すごすぎる。


やはり国スポに出てくる選手達のスキルはとてつもなく高い。
改めて知りました。

当然のように各選手が10点を超えて、
満点を何度も出す選手達ばかりなので、
感覚がマヒしてきます。

そのスキルの高さ
素晴らしさに酔いしれながら、
3日間満喫させていただきました。

※文中の数字に関するデータは間違っている可能性があります。
その際は教えていただけますと幸いです。

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?