企画参加#「青ブラ文学部 暗々裏」
フォローしている方が紹介している企画があったので、私も書いてみることにしました。
英語を日本語に適当に訳すと
伝えたい事はそれなりに伝わるけれど
ニュアンスが誤訳されて
意図しない意味が追加されてしまうことがある。
「合ってるけど違うでもきっとこういう意味だろう」
という相手の意訳任せの状況が起きる。
腑に落ちない気持ちが消化されずに終わることもあるし
これかな?あれかな?とぴったりした言葉が
見つかってしっかり分かり合えるまで話すこともある。
話し合わなくても分かり合えることもある。
言語が違っても、成功裏に分かり合えるのは
そういう「話の流れを汲む」理解力だったり
「相手が言いたい事を推し量る」洞察力だったりする。
成功裏とは?
「成功裏」を英語にすると?
「~done on a great [successful] note」か シンプルに
「~was done Successfully」になる。
「~は」のところに主語を入れるだけで済む短い文章。
そうすると紆余曲折とか予想通りにいかなかったことが消えてしまう。
そこまで深く表現しなくても良いのであれは、これで十分。
しっかり訳したかったら「~was successfully done despite of …」
と「…だったけれど~は上手く行った」となる。
相手が都合よく色々悟って理解をしてくれることが前提になるけれど、
会話では適当な言葉を選んでいれば、大概の事は伝わる。
理解者に囲まれて生きていると
都合よくわかってもらえたり
説明しなくてもわかってもらえたりすることに慣れてしまう。
会話の中で暗々裏に処理されていく情報量?
かなりの量。
その人がどんな表現をどんな意図でするか知らないといけないし、
会話の背景にあるものとポジティブに訳すのか
ニュートラルに訳すべきかネガティブさを交えるか
吟味したうえで伝えないといけない。
逆に、全部ニュートラルにしておくことで
会話が上手く行くかもしれない。
暗々裏とは?
噂話に暗々裏に悪意か善意が追加されているか不明なままにすると危険。
通訳や翻訳では、暗々裏に意図を追加するのは誤訳。
無言を暗々裏に承諾と解釈すると後で困る事態になる。
どの会話においても、暗々裏に処理されている情報を軽んじてはいけない。
相手が解ってくれている、同じ気持ちのはずなんて、思うと大間違い。
暗々裏に物事をすすめる場合、何か後ろ暗い事があるのかもしれない。
この「かもしれない」ということを追求するかしないかは重要度による。
サプライズパーティで誰かを驚かせたい場合、暗々裏に進める。
サプライズが本気大嫌いな人にとっては最悪の誕生日の思い出になる。
サプライズが好きかどうか、根回しして確認してからすべき。
そういう配慮がない場合、失敗しても仕方がない。
サプライズの結果喜んでもらえるか
困った事態になるかわからないと
結果の方が本物のサプライズなのだと思う。
結論?サプライズはやめておこう。
相手に任せた意訳ほど困った事態を招くことはない。
会話でも、仕事でも、家族とも、親しい仲でも
きちんと気持ちを伝えよう!