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コミュニティ大会での"招待枠"について

僕はGame Tournament「REIGN」という色んなゲームタイトルを扱うコミュニティ大会を開いています。その中でも最も好評なのはShadowverse大会です。デジタルカードゲームとしてe-sportsタイトルとして多くの人気を集めています。
REIGNでは大会の中の売り要素として「招待枠」という制度を入れています。これは字の通り、毎大会に公式・公認大会やその他大会等で成績を残している方やShadowverseプレイヤーから支持されている方を招いて1回戦目の確定不戦勝などを与えるというものです。REIGNの大会に参加してくれている人の多くはこの招待枠が気に入って有名プレイヤーと対戦出来る機会として利用してくれています。が、中にはこれに対して意見してくる人がいます。その内容は「何を基準に招待するのか」というものです。もちろん、これは誰もが思うことだと思います。運営側である僕ですら、曖昧である箇所もあると思います。しかし、価値観が人それぞれであるようにどの実績からすごいと言うのかは人それぞれであると思っています。
今回はこのことについて詳しく話そうと思います。

何を基準とするのか

Shadowverseの公式大会であるRAGE。この公式大会ではDay1,Day2がある中で前回大会で好成績のプレイヤーや公認である店舗大会で好成績を収めるなど様々な方法でDay1を免除することが出来ます。つまり、Day2へのシード権を手にすることが出来るのです。
これを踏まえてコミュニティ大会ではゲーム会社公式・公認の大会としてやるわけではない(そうでない場合もある)ので公式・公認大会と連携することは難しいです。そこで既にある公式・公認大会やそれに付随する大会(店舗大会等)での成績を用いる必要があります。
REIGNでは公式大会であるRAGEのグランドファイナル出場者、つまりファイナリスト以上は招待枠としてお呼びすることがあります。しかし、Day2進出者についてはそれだけでお呼びするのには躊躇いが生まれます。Day2参加者は約570名(RAGE Shadowverse 2019 Spring Day2 対戦表・結果速報 参照)います。つまり、一度の大会でこれだけの人がいてそれが年に4回行われるとなると2000人を超えます。確かにDay1から勝ち続けて、もしくは別大会で成績を出してDay2に出ていることはすごいですが、希少性は薄くなりますよね。たかが1つのコミュニティ大会といえど「招待枠」と言っている以上は参加者が大方納得するような実績を持つプレイヤーである必要があります。そのため、RAGEではファイナリスト以上という結論に至りました。
その他の大会についてはこうです。公認大会としてオンラインで数多くの大規模大会を開催するJCG。この大会では通常開催されるものについては優勝者。優勝賞金100万円がかかるミリオンカップについては優勝者・準優勝者を対象としています。他には公認であるイベントサポートの店舗大会やクイーンズカップ等については基本的には優勝者を招く形を取っています。
コミュニティ大会でかなり数の成績を持ち、プレイングに定評のある方もいます。YouTubeやOPENREC.など動画/配信活動、そのほかの理由でネット上で人気のあるプレイヤーもいます。これらに関しては全て運営の判断です。
REIGNの招待枠に選ぶ方はこちらからお声掛けする場合もあれば他薦で選ぶ場合もありますので「これはどうかな?」みたいなものでも一度問い合わせてみることをオススメします!

REIGNでの"招待枠"の重要性

REIGNでは2019年に入ってからこの招待枠制度を取り入れています。今ではREIGN主催大会に参加するの多くが「有名プレイヤーと対戦出来るから」というものになるほどご好評いただいています。運営としては嬉しい限りです。今となってはそういってもらえるほどまでにREIGN Shadowverse大会の目玉になるほど重要度は高いです。しかし、価値観の違いによって責める言葉があるのも事実なのでそこに上手く対応しつつ、長く続く大会にしていきたいと思います。

今回は完全に自分話になっちゃいましたが、もしよければ参考にしてみてください。また、普段からREIGNに参加してくれる方は一応運営としてはこういう基準があるよっていうのを把握してもらえると嬉しいです。

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