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Google I/O 2021 Day2 Firebase Keynote Review (2)
画像引用元 : All Images by Google / YouTube
Run your app
前編はFirebaseの拡張でApp Check, Web SDK Update, Firebase Extensionsをお送りしました。本記事ではRun your app (アプリの実行)から続きます。
Firebase Crashlytics
Crashlytics 綴りが引っかかってうまく書けませんが、動作解析の仕組みです。クラッシュリポートを作るために従来よりカスタムキーを活用し、どのような「タイミング」「機能」「状況」において問題があるかを見つけ出していました。今回のUpdateでは Custom key search と Filterling が増えます。そして後ほど判明しますが、一部native C++向けの機能となってます。
拡大表示はしてくれないと思いますが、いわゆるスタックトレースに出るようなログも簡単に探せるようになる。これはクラウド上で開発する時は必ず出会う難しい課題でしたが、効率的に解析が出来そうです。
Firebase Performance Monitoring
続いては Firebase Monitoring として Dashboard table
よく見ると、Custom traces としてResponse timeなどパフォーマンスに関する指標がありますね。筆者が前の Dashboard を知らないため、深くは追えず
次はReal-time performance monitoring について。
と思ったら、SDK更新したら使えるのか。そしてそれだけ。むむ、もうちょっと使って動いているところが見たかったが、Firebase使ってみればいいんだろう。きっと簡単だから説明が雑なんですね。
Run your app のおさらい
(筆者は、ようやくここで Crashlytics の crash reportingがnative C++向けであることに気付きました。確かに説明画面ではC系の共用ライブラリを表す[.so]とか書いてたけどね・・・)
Firebase自身の最適化
最後の章ではOptimize your user experience として、開発者の要求に答えた改善項目。余談ですが、現職ではこの顧客体験( = UX )を非常に大事にしているので、気になるセクションです。
アプリケーションをリリースしなくても、その名の通り構成を管理できるFirebase Remote Config のコンソール UXを再設計しました。
非常に長いパラメータが短く、折り畳めるようになりましたって言ってますが、そりゃ長くてしかもページが下に長いとなると、面倒だったろうな...
次は公開時のフロー見直し。
A/Bテスト時の画面も見直しました。ここで気付くのは、画面の改善よりそんな機能までFirebaseって積んでるのかという事。充実している。
Coming Soon!
最後に一つだけ、リリース予定の機能紹介が入りますね。
Remote Config の機能をMachine Learningを使い、アプリケーションユーザーの個人別最適化を行います。さすがGoogle、ここにもMLを活用した機能を実装してれるようです。
終わりに
さてここまでがGoogle I/O 2021のWhat's new in Firebase Keynoteのまとめです。2021年の後半には更なる多くの発表がある統括プロダクトマネージャーの発言からすると、Google Cloud Next '21 が期待されます。
まとめというかウォークスルーになりましたが、Firebase愛だと思って読んでいただけると幸いです。ここまでお付き合いありがとうございました。