チョイプラをチョイっと作ってみました。(簡単改造のすすめ)
みなさんこんにちはキャビコ広報担当Nです。
今回は小さくて手軽に作れると好評のチョイプラをチョイっと作って、ついでにチョイっと改造してみたのでご紹介させていただきます。
まずはこちら。チョイプラ史上最高のディティールを誇る「モータースーツ・アモデウス|MOTOR SUIT “ARMODEUS”」です。今回は特に改造はせず、塗装をテーマに作ってみました。ちなみにエアブラシは使っていません。すべて水性カラーの筆塗りです。
背中、腰、脚の裏側にある肉抜きを敢えて緑に塗ることで、デザインの一部に見せるように工夫しました。本来このキットにはデカールは付いていないのですが、手元にあったジャンク品から似合いそうなものを選んで貼っています。元の世界観とは若干違いますが、自由に作るのが模型の醍醐味なのでこれはこれで良いかなと勝手にやらせてもらいました。(原作の僧侶さん、原型のタカノリさんごめんなさい)
続いてはこちら「CLEOPATRA with OBERISK TOWER|クレオパトラwithオベリスクタワー」です。こちらのキット、実は何気に担当N一番のお気に入りだったりします。ただ原作の設定がキャラなのメカなのかよく分からないのでアレンジの方向性に悩まされていました。そこで今回はキャラっぽい感じに(少しだけ)振ることで人間味のあるフィギュアとして仕上げることにしました。と言ってもやったことは少なくて、手のひらを1/35フィギュアのものに換えて、腰にボールジョイントを入れてくねらせただけです。脚は元々ひざ下が別パーツなので角度を変えて接着することで動きのあるポーズにすることができました。
手に持ったオベリスクタワーはキットでは背中に付けるように指示されていますが、今回は腰に抱えた感じにしてみました。ポーズを変えるにはパーツを一度組んでから曲げたいところで切り離す必要がありますが、プラ用の薄刃のこぎりを使えばそれほど難しくはありません。パーツごとの造形は原作のイメージを良く捉えているので、少しポーズを変えるだけで劇的に見栄えが変わります。
もう一度言いますがこのキット、担当Nの一番のお気に入りで一番のおススメです。
そして最後はこちら、みんな大好き「陸上自衛隊07式戦車"なっちん"」です。「いやいや、これもう"なっちん"じゃないでしょう!」と言う突っ込みが聞こえてきそうですが、ホントそこはスンマセン。今回は自由度MAXでやらせてもらいました。(Moiさんごめんなさい)
手元にあるジャンクパーツから合いそうなものをピックアップして、あとはイメージのままに取り付けたり、時にはキットを切り刻んだり。この「あーでもない、こーでもない」とやる時間が一番楽しかったりします。今回は特にラフ画を描くとこもなく、出たとこ勝負で作ってみました。それにしてもこの"なっちん"って良く出来たデザインですよね。いまさらな感じですが、アクが無いのに独創的で誰にでも愛される「いいカタチ」をしています。正直チョイプラシリーズの中でも一番売れているキットなのでその良さは折り紙付きです。でもプラキットなんて楽しんだもん勝ちですから、みんなの人気なんて関係なく「俺はこのキットを1000パーセント楽しんでやる!」みたいな勢いで作るのが一番楽しいと思います。そう言った意味ではすぐ形になって、その上シャープで小気味良いチョイプラは最高にいじり甲斐のあるキットだと思います。皆さんもこれからの梅雨の季節、ぜひ自由にチョイプラを楽しんでみてはいかがでしょうか?
それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。
使用キット
〇チョイプラシリーズNo.006「モータースーツ・アモデウス|MOTOR SUIT “ARMODEUS”」
〇チョイプラシリーズNo.004「CLEOPATRA with OBERISK TOWER|クレオパトラwithオベリスクタワー」
〇チョイプラシリーズNo.008「陸上自衛隊07式戦車なっちん|7式V(ナナシキブイ) Rail Gun -レールガン-」