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パラシュート展開!チョイプラスコープドッグ パラシュートザック装備型

 みなさんこんにちは。キャビコ広報担当Nです。

 今回はもうすぐ出荷となるチョイプラ スコープドッグ パラシュートザック装備型を改造して、パラシュート展開状態を再現しましたので、その制作工程をご紹介したいと思います。

 まずはお詫びから、
かねてよりチョイプラ スコープドッグ パラシュートザック装備型の出荷を10月中とご案内しておりましたが、諸事情により11月の出荷となってしまいました。楽しみにしていた方々におかれましては、お待たせしてしまい誠に申し訳ございません。来週には出荷できる予定ですので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

チョイプラ スコープドッグ パラシュートザック装備型 通常版
チョイプラ スコープドッグ パラシュートザック装備型 メルキアカラー版

 さて、そんなパラシュートザック装備型ですが、このキットのこだわりポイントとしてパラシュート収納部のフタを別パーツにしたことが挙げられます。

パラシュートザックは指定色であるCB-04グレーグリーンで成型される

となれば、実際にパラシュートを展開させてみたくなるのがモデラーと言うもの。でもいざ作るとなると、布製の素材をプラキットに合わせるのは意外と難しかったりします。フィギュアの衣服と同じでパテなどで作るのが正解かもしれませんが、それには相当なデッサン力とセンスが必要です。
そこで今回は、紙と溶きパテを使った簡単工作でパラシュートを作ってみることにしました。

 まずはパラシュートの材料となる紙ですが、今回は薄くて破れにくいペーパータオルを使用しました。

ペーパータオルはなるべく正方形に近い225×223㎜のものを使用
メーカーはキャビコ(の母体である株式会社エムアイモルデ)と同じ静岡県富士市のイデシギョー株式会社

これを円形にカットするのですが、今回はコンパスなどは使わずに、三角に折りたたんでからカットする方法で行いました。

2枚重ねのペーパータオルを1枚にします
それを十字に折って正方形に
さらに斜めに折って三角形に
もう一回折って細い三角に
辺の一番短いところで斜めにカット
カットしたものを広げるとほぼ円形になります

 このやり方はネットにあった手作りパラシュートの作り方を参考にしています。そうして切り出した紙にパテを塗って、今度はドーム状にしていきます。

まずはキッチンにあるボウルを用意
ここにシリコンバリアーを塗布します
その上に切り出した紙をのせて
溶きパテを塗っていきます
大きめの筆で厚めにこってりと塗ります
片面が乾いたら、ひっくり返して裏面も塗ります
ボウルに貼り付けることで自然な皺が再現できる

 溶きパテを乾かしている間に、パラシュートから伸びるロープも作ります。普通で考えるならここはタコ糸のようなもので作るのが自然ですが、今回はパラシュートを支えることを考えて真鍮線を使います。とは言え、真鍮線をそのままペーパータオルに接着することはできませんので、厚紙でパラシュートとの接続部分を作ります。

1㎜の穴を開けた厚紙に0.8㎜の真鍮線を通してL字型に曲げます
反対側に厚紙を貼って真鍮線をカバーします
接着にはゼリー状瞬間接着剤を使用

これを8本用意してパラシュートの縁に接着していきます。

真鍮線の角度を調整してパラシュートがドーム状になるように整える
手芸用の糸で作ったロープで補強すると壊れにくくなる

 真鍮線の下側を一箇所でまとめるとパラシュートらしい形になります。

まとめた真鍮線はパラシュートザック収納部に開けた穴に差し込みます。

あとは全体をつや消し白で塗装したら完成です。

パラシュート降下といえばウド編ラストのメルキア軍スコープドックですね
ロープを真鍮線で再現したことでキット付属のベースだけで自立させられる
ロープがややオーバースケールだが、チョイプラの雰囲気には良く合っている
大きめのパラシュートを含めても全高は約30㎝ほど
チョイプラの小ささを活かした改造でもある

 いかがでしょうか?

 一般の店頭には今月の半ばまでには並ぶ予定ですので、みなさんぜひ楽しみにしていてください。

 また、現在開催されている「装甲騎兵ボトムズ 総合模型演習 2024」の会場ではパラシュートザック装備型2種の先行販売も行われていますので、もし行かれる方はいち早く購入することも可能です。ぜひよろしくお願いします。

 それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。

©︎SUNRISE


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