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チョイプラ ファッティー、ただいま鋭意開発中

 みなさんこんにちは。キャビコ広報担当Nです。

 今回は前回に引き続き、現在開発中のNEWアイテムをご紹介いたします。それがこちら、チョイプラ 装甲騎兵ボトムズシリーズ初のバララント軍AT「チョイプラ ファッティ」ーです。

ATの中でもマニアックな人気を誇るファッティーがチョイプラ化
※画像は3Dプリント品です

 前回のブログではチョイプラ スナッピングタートルのテストショットをご覧いただきましたが、このファッティーはそれに続く非ドッグ系ATとして、来年(2025年)夏の発売を目指して開発を進めております。

チョイプラ ファッティー(左)とチョイプラ スナッピングタートル(右)

 どちらのキットも上半身に比べて脚部が細い
独特で可愛らしいプロポーションをしていますが、これは既に発売されているチョイプラ スコープドックのスタイルを踏襲したものになります。

チョイプラ スコープドッグ(左)
チョイプラ スナッピングタートル(中央)
チョイプラ ファッティー(右)

 ではそもそもなぜ、このチョイプラ スコープドッグがこのようなスタイルになっているのかというと、それはこのデザインが「陸上自衛隊07式戦車なっちん」のスタイルを模しているからです。

なっちん(左端)とチョイプラ スコープドッグ各機体の比較

長い腕と大きめの胴体、そしてそこからハの字に伸びる細くて短い脚。これらは全てなっちんのバランスと等しくなるようにデザインされています。

チョイプラ スコープドッグの初期デザインラフ
デザインを担当されたMoi氏は「なっちん」を生み出したロボットデザイナーである

そして実は、このチョイプラ スコープドッグの独特なスタイルは、ボトムズの版元であるサンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)様から「ボトムズをなっちんのようなスタイルでプラキット化してみませんか?」とお声掛けをいただいた結果生まれたものでもあるのです。

この辺の経緯についてはキャビコのホームページにも記載しておりますので、ぜひご一読いただければと思います。

 何はともあれ、こうしてこれまでに類を見ない独特なディフォルメデザイン「MeChaCoRo(メカコロ)スタイル」が誕生しました。2020年に発売したチョイプラ スコープドッグは、おかげさまで今ではさまざまなバリエーションキットを持つ人気の定番商品となっております。

チョイプラ ボトムズシリーズのラインナップ

 今回のチョイプラ ファッティーもそんなスタイルをしっかりと引き継いだスタイルでデザインされています。

Moi氏によるチョイプラ ファッティーの初期デザイン

 もともとファッティーのデザインは正面から見ると脚部が剥き出しになっているので、メカコロスタイルのハの字に開いた細い足がより分かりやすくなっています。

※3Dプリント品

それとは対照的にボリュームのある上半身は、大きな頭部と相まって実際の大きさ以上の満足感を与えてくれます。

※3Dプリント品

「可愛いけどカッコイイ」「カッコイイけど可愛い」そんな不思議な魅力が詰まった中毒性のあるスタイルと言えるでしょう。

 今のところパーツごとの設計はほぼ完了して、あとは各パーツのランナー配置を検討する段階に来ています。

チョイプラ スナッピングタートルに続きファッティーも5枚ランナーになる予定
※今後変更になる可能性もあります

 年内には必要な仕様をまとめて金型製作に入る予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。新しい情報が入り次第、またこのブログでもご紹介いたします。

 それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。

※画像は全て監修中のものです。

©︎SUNRISE


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