「iXine|イグザイン」に見るオリジナルロボットの魅力
みなさんこんにちは。キャビコ広報担当Nです。
みなさんはオリジナルロボットって好きですか?世間では「何それ、知らないけど有名なの??」てな具合でなかなか共感を得ること難しいですが、一方で、いつも新しい刺激を求めている「サブカル上級者」には時として刺さってしまうことも多いようです。それが有名デザイナーによるものであればなおのこと。他の人は知らないけど「自分だけは知っている優越感」を味わうこともできます。キャビコのラインナップは基本的にそんなオリジナルロボットを集めたものですが、その中でも飛び抜けて優越感を味わえるアイテムがあります。それがレジェンドメカデザイナー大河原邦男氏が手掛けたオリジナルロボット「iXine|イグザイン」です。
何度かご紹介しているこの「チョイプラ イグザイン」はキャビコのプラキット処女作でもあります。6年前の2018年6月3日、キャビコのブランド設立イベントが開催されたまさにその日がこのキットの発売日でした。
このイグザインについては、それ以前からイベントなどで全高20cmのレジン製ガレージキットを販売していました。しかしながら一般の店舗で手に入るものではなかったため、それほど知られてはいませんでした。
プラキットとなって一般の模型店でも買えるようになってからは、おかげさまで多くの方々にイグザインを知ってもらえるようになりました。とは言え「じゃあイグザインって何なの?」という疑問が無くなったわけではありません。その理由はイグザインに、公式設定的なモノが存在しないからです。
ですが逆に、これはイグザインにおける最大の魅力でもあります。公式設定が無いのであれば自分で考えればいい。むしろその方が自由に発想できて楽しめる。以前のブログでもお伝えしたゲームの世界に登場したイグザインはその最たるものです。
このイベントの中ではゲーム運営会社であるサイバーステップ様がデザインしたオリジナル拡張パーツと専用武器が登場しました。現在このデータを元に出力したサンプルを仕上げている最中です。
また、チョイプラシリーズの完成見本を手掛けるちぇりのわ氏は、可動箇所がほとんど無いチョイプラ イグザインを大胆にアレンジしてフルアクション化させるなどしています。
このように自由に楽しめるのは、公式設定が無い(もしくは空白が多い)ゆえと言えるでしょう。
プラキットの楽しさは100人が作ったら100通りの完成形があることです。その幅が大きければ大きいほど楽しめる範囲も広いのではないでしょうか?時には大胆なアレンジや改造ができるその振り幅こそ、オリジナルロボットの最大の魅力なのです。みなさんもぜひお気に入りのオリジナルロボを自分だけのアレンジで完成させてみてください。
それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。