
あなたは、ジェナ・マローン(Jena Malone)を知っていますか?【第一回アタクシ的な趣味の感想コーナー】
読まなくていい前書き
今日からちょいちょい大好きな映画や音楽、ゲームの話をアタクシの目線で語る回をnoteで開催したと思うわよ。
意図的にSNSや交友を絶ってたらアウトプットするところが減った(そもそものアタクシが他人と交友してて楽しいと思える人間ではないのだけども)のでそんだったら聞きたくも聴かせたくない相手にアタシの趣味の話を延々としててもしょうがないから、一部のモノ好きさんだけが読めるような状態にしておいた方がいいとおもったので、これからこういうコーナーをやっていく。んじゃ前書きもこの辺にしてはじめていくわね。
はじめに
皆さんはイカれた人間を見るのは好きですか?アタシは大好き。
人はそれぞれ目的があって映画やTVドラマ、ゲームやアニメを鑑賞すると思うのだけど、そのなかにまぁ、「イカれた人間を見るのが楽しい。」という人もいてもいいと思うの。
あたしは「イカれた人間を見るのが楽しい。」し大好き。『コンエアー』のスティーブ・ブシェミ。奇人変人が沢山出てくる『ビックリボウスキ』『インヒアレントヴァイス』なんかも好きな映画のランキングを作ったなら上位にくるってくらいにはイカれた人間を見るのは楽しい。
そんなイカれた人間を見るのが好きな同志にいま、一番オススメしたい名優が「ジェナ・マローン(Jena Malone)」さんです。
キャリアのスタートはとても早く、子役時代から色々な映画で活躍をなさっているベテランさんです。
アタシが記憶してる限りで一番古い映画は『ドニーダーコ』でのヒロイン役でしょうか。

とても美しい方で正統派な美人で誰もが憧れるようなエレガンスな風格をもつ方なのです。
が、アタシの映画の好みもあるのでしょうがこの方が演じられるキャラクターがどれもクセものばかりでして…。
しかもその怪演たるや、一瞬本当にこの人はイカれてる薬中なのでは?と思ってしまうほど。
とにかく百聞は一見に如かずといいますし、リンク切れしない限り見る事ができるyoutubeのクリップを紹介していきたいともいます。
ハンガーゲーム(The Hunger Games)2012-2015
自分はハンガーゲームは”長い”という理由で見てないのですがこのキャラだけめちゃくちゃ好きです。なぜならジェナ・マローンが演じてるから。
見てないのでよくわかってないまま語るのは申し訳ないのですが、序盤のシーンからエレベーターという閉鎖的な空間とはいえ公衆の面前でいきなり全裸になるイカれキャラであることがわかりますね、そしてわざわざまとめ集が作られているところからも察するにこのイカれキャラとそれを演じるジェナさんがいかに一部の『イカれマニア』たちに人気なのかがうかがえますね。
※このキャラの登場はどうやら二作め以降らしいのでアタシは二作から見始めようかと思います。((笑))
『インヒアレント・ヴァイス』(Inherent Vice)2014年
ぼくがこの方を強く意識し始めるきっかけになった強烈なシーン。
『インヒアレントヴァイス』の中でも屈指の名シーンのひとつではないでしょうか。
ジェナさんは元ヘロイン中毒の母親の役で登場しますが出番はアタシの記憶してる限りココとエンディングに少し出てくるくらい。
なのに、脳にまるでトラウマの如く強い印象をつけられてしまってその後ジェナさんが出てくる映画は決まってイカれてる人なんじゃないかと勘繰ってしますクセがついてしまったほどです。
ホアキンフェニックスが演じる探偵がもと依存者で母親である彼女に聞き込みをしているシーンで、薬物依存の怖さを笑顔の中にどこか「イカれ(狂気)」と「恐怖(闇)」を含ませたようなジェナさんの演技とホアキンフェニックスさんのコミカルなリアクションで短い時間の中濃密なシーンを演出しています。大好きなシーンです。
※直接的な表現はないにしろ、薬物依存を扱った表現があります自己責任でご覧ください。
ネオンデーモン(The Neon Demon)2016年
NWR(ニコラス・ウィンディング・レフン)監督の出世作『ドライブ』に次いで登場し、高い評価を得た作品ですね。
エルファニング演じる若い夢見るファッションモデルが、業界の闇というか病みに揉まれる本作。
エルファニングの演技も良いのですが、脇を固めるキャラクターたちもとても良いのが本作。個人的に全然出番がないのですが、キアヌ・リーヴスの使い方とかも、トップスターともいえる彼をそこで!?とツッコミ入れたくなるような使い方で良かったのを覚えています(笑)
トゥーオールド・トゥー・ダイヤング(Too Old to Die Young)2019年
ネオンデーモンとおなじくNWR監督のドラマシリーズから。
影で暗躍する裏社会のボス的な役回りで、笑顔の裏に隠された狂気がうかがえる「普段優しい人が起こるとホントは一番怖い」のジンクスを具現化したようなゾっとするような役柄。
しかもそれが突然踊りだすんですね、しかも超贅沢にも長回しのカットで…マジで怖かったし美しいシーンでした。
このドラマは全10話でAmazonプライム限定配信で見られますそして、終始こういうノリなので好きな人は見てね。アタシは大好きです。
おわり
おわりです。
色々言いましたが、イカれ役だけやってるわけではないですドニーダーコなんかは正統派ヒロインって感じの役だったし、すごい俳優さんです。
個人的にすごい俳優さんは追い詰められた人間であったり、こういうイカれた役もこなせてしまうという持論に基づいて名優は怪優という感じで紹介させていただきました。
他にもアタシは好きな俳優さんや映画監督が沢山いますので、気が向いたらこんな感じで個人的な主観がすごい入ってるうがった紹介をちょいちょいちょいちょいやっていきたいと思います。期待はしないでね。