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サバやし南蛮【サバやし晩酌】

昔からよく作ってました。辛旨です。ご飯にめちゃくちゃ合います。

住んでいた家のガスコンロの魚焼きグリルが壊れてしまって、どうしてもサバを焼いて食べたいんだけど、どうしたらいいんや?と思っていたらフライパンで魚が焼けると知って、最初のうちは普通にサバフィレーを焼いて食べてたんですけど、ピリ辛にしたらどうだろうと思い立ち、鷹の爪を刻んで入れてみたといういきさつです。

あれから15年くらい経ちますが、このサバやし南蛮は何の変化も訪れることなく今に至ります。強いて言えば鷹の爪の本数くらいです。

作り方は簡単すぎますが、その割にうまいです。マジで。
普通のサバフィレーを焼いて食べるのに飽きた方、ピリ辛好きには特にオススメします。

【材料】

サバフィーレ :1枚
鷹の爪           :1本(1本でも多いと思います)
ごま油           :お好みで
醤油       :少々

【作り方】

サバフィレーと鷹の爪
サバフィレーの余計な水分を取る

サバフィレーは余分な水分をキッチンペーパーで取ります。
腹側の骨が気になる場合は取ってもいいと思います。ぼくは気にならないので取ったことないです。つーか、取ったら身がボロボロになるかもしれません。取ったことないからわかりません。

鷹の爪をあらかじめ切っておく

フライパンに入れたらあっちゅう間に出来上がります。なので鷹の爪はあらかじめ切っておくといいと思います。種はお好みで。種を入れるとより辛くなる気がします。面倒なのでぼくは種もそのままです。

皮目から焼きます

フライパンにごま油をひいてサバフィレーを皮目から焼きます。
火力にもよりますが4〜5分くらいでしょうか。うちはIHで中火(1から10までの5)で焼いてます。皮目が焼けたらひっくり返して身側を焼きます。

このあたりで鷹の爪を投入して蓋を閉めて焼きます。火は弱めません。

サバフィレーに辛味とごま油の香りを閉じ込めます

ここで注意点が2つあります。
ひとつは、当たり前ですが焼きすぎると鷹の爪が焦げて黒くなります。なので、頃合いを見て鷹の爪は皿に出しておくといいです。

もうひとつは、蓋を開けたときに辛味たっぷりの煙?蒸気?に襲われて、目と鼻がやられます。鷹の爪を焼きすぎるとそうなるのかなと思いますが、だいたい毎回やられます。換気扇を強で回してください。
辛い煙は鷹の爪の量にも比例するようで、以前辛味を増すべく鷹の爪を2本入れたところえらい事になりました。換気してください。

最後に醤油をかける

身側も焼けたら、締めくくりに醤油を少しかけます。鍋肌醤油って言うんですかね、ジャッとやって、ごま油で焼いたサバと焦げた醤油の香りがフワッとしたらできあがり。

はい、完成〜!ジューシーな旨みの塊でやんす。

さっさとご飯をよそって、背側から食べてみてください。脂がのった腹側もそれはそれは旨いですが楽しみは後にとっておいて背側から。
もうご飯との相性抜群!主役は圧倒的にサバなんだけど、辛味とごま油と醤油のハーモニーがもうホントに。サバの旨みが太くて強いから、辛味やらごま油やら醤油やらがハーモニーとして存在してるんだろうなと感じます。やっぱサバってすげーな。

さらに、ごま油がフライパンに残っているじゃないですか、これ最後の醤油も混じってて辛味醤油ごま油&サバの旨みソースになってるんですよ。これを皿に盛り付けたサバの皮目に熱いうちにジュワッとかけるのもいいですよ、お好みで、わかりますよねこの感じ。

普通のサバフィレーを焼いたのも旨いですが、飽きたらぜひ。オススメです。マジで。ご飯の食べ過ぎが最大の注意点かもしれません。

最近はグリルで焼いたサバフィレーを食べていましたが、今回あらためて作ってみてやっぱり断然こっちですわ。超簡単でこの旨さ、やっぱサバは旨いってことで。

そんではまた。


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