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天草の夜と天草の朝

本渡バスセンターで周遊バスを降りた後は、今夜宿泊のホテルに移動なんですが。。。バスセンターから近くなはず!だけど、周囲それらしき名前のホテルははなさそうということで、グーグルマップを頼りに歩いてゆきました。勝手にバスセンターのすぐ近くにあると、思い込んでしまっている私って怖いです。知らない土地に行くと、一気に距離感がなくなってしまうのは毎度の私です。今回もまさしくそれ!バスセンターの隣はタクシーもあるし、それを利用してもよかったのですが、まずは周辺をわかっていた方がよいかもと思い、キャリーケースをゴロゴロしながら歩きます。しかし、バスを降りたとたんに旅の疲れが襲ってきます。「バスセンター近くの宿にすればよかった。。。。」と散々後悔しながら、15分ほどあるいたところにあったホテルが今夜の宿。
天草プリンスホテル

昔ながらの看板でお出迎え
私の名前も書いてあって、ちと恥ずかしいぞ!

チェックインして部屋に入ったとたんに思い出しましたよ!なんで、ここに決めたのかを。ここに来る前福岡のホテルはベッドだったし部屋も広くなかったし、バスタブにゆっくり浸かることがなかったし。。。ここは、4階に大浴場(ラドン温泉だったような?)もあるし、和室でゆっくり足が延ばせるからだったんです。部屋にトイレさえついていれば問題はない!ということで、朝食付きのここ宿に決めたのでした。

港の前にあるホテルです

部屋に荷物を置くやいなやインターネットラジオに接続して、FMラジオを聞きながら再びフロントへ。(ちゃんとラジオが聞けるのが嬉しい、しかも投稿までやっちゃったよ。)明日の空港までの交通手段の情報をチェック。私が事前に把握していた情報は、実は空港まで車で10分はバスセンターまで歩いて10分で、ホテルから空港までは車で20分ほどという私の間違った思い込みというのがわかり、しかもバスセンターから空港までは時間にあわせてバスが出ているという情報は、なかなか確認できずフロントのお兄さんはアタフタ。。。。結局朝9時50分の天草発の飛行機なので、9時にホテルにタクシーにお迎えに来てもらうという、一番安心な手段に落ち着きました。空港に比較的近い本渡地区の宿泊なのに、都会の便利さの感覚をもったママとかダメダメじゃんおばさん。そして、ホテルにあるお土産コーナーで買い足しておきたいお土産をピックアップしたら、どう考えてもキャリーに入りきらないじゃん!ということで、福岡からのお土産も一緒に送ってもらうことに。なんと、落ち着きのないおばさん騒動でした(汗)

部屋に戻り、やっと足を投げ出して畳に寝転がってラジオを聞き終わるとちょうど、七時。ずっとバスだったので、まだおなかが空かないよう。。。。
でも、ここは天草だし、飲食店早く閉まるよね?

ということで、何かを食べようと町に出ました。
旅行の楽しみは食事にもある!というわけで、いろいろ探してたんですよ。天草と言えば魚でしょ!天草大王!でしょ、今回は魚料理のお店をピックアップしていました。有名な蛇の目寿しとか奴寿司ね。でも事前予約をしてなかったので

いけす やまもと さんへ

いけす料理やまもとさん

ここは、少し前にバナナマンの日村さんが「せっかくグルメ」で紹介していたお店です。平日ということで、広い店内はほぼ私一人という貸し切り状態。というのも、この日の閉店時間は8時半だったような。。。。

ということで、注文したのが

あら炊き定食、これにアオサの汁がたっぷりつきます
ひっくり返ってますが車海老
頭は素揚げ

あら炊き定食!
天草まで来てあら炊き?なんてはなしはなしですよ。とにかく、普通の海鮮丼とかお刺身定食とかお洒落な○○セットでなくて、ちょっとディープなものが食べたかったわけ。(なにがディープかは突っ込んじゃダメ!ね)そしたら、このボリュームそれに欲張って1匹だけど車エビのおどりを付けちゃったら、もうおなかはちきれました。鯛のあら炊きだったのですが、九州の甘醤油で煮てあるので、美味しいのですが、美味しいのですが、胃袋にズシリときます。ホント、一人旅ってシェアしていろんなものを食べるというのができないので、それが不便と言えば不便です。

会計時におじさん「結構食べ応えあるでしょ?」
はい。充分でございました。ごちそうさまでした。

この後宿に戻って、やっとのことでお風呂に向かったあと、布団の上で悶絶したのは言うまでもありません。

8時すぎの本渡中心街
8時を過ぎると車も人もいない

さて、翌日の朝。
一日一便の伊丹行の飛行機にのり遅れては堪らんと、早くに目が覚めました。7時に朝食です。まだ、昨日の膨満感が残って食べられるか?と思ったのに、しっかり頂きましたよ。朝からお刺身も付いて、このほかにも焼き塩サバもありますからなかなか豪華。多分この食材すべてが天草で調達されたものだでしょう。完食です!

地元食材たっぷりの朝ごはん
寒天?で固めたものなんだろう?
天草の窯元 高浜焼 ホントはここの窯元行きたかったな。
天草のバラモン凧 今回は珍しく焼酎は買って帰らなかったし、部屋でも焼酎は飲まなかった。

たった1泊でしたが、フロントのお兄さん、お騒がせおばさんに嫌な顔せずお世話してくれました。ありがとうございました。

Break Time

ぐるっと周遊バスでガイドをしてくださった、Hさん(男性)の弟さん、
「横浜に弟がいるんですが、○○区に住んでいるんです~」
「えっ、私、その区に住んでるんです!」とか、
タクシーの運転手さん
「兄が横浜に住んでるんですが、○○っていう駅の近くだったと思います」
「はい、その駅私の最寄の駅なんですよ」

と、天草にいるはずなのに、横浜も自宅周辺の地名が2回も出てくるというご縁がありました。

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