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再びみぞか号で天草から熊本~伊丹  そして羽田へ

旅の最終日はまたまたみぞか号を堪能します。今度は天草から熊本、熊本から伊丹までは天草エアライン、そして伊丹から羽田はJALと飛行機3便乗り継いで帰ります。

みぞか号いっぱいの空港ロビー


空港カウンター


まずは空港でチェックイン。AMX102天草9時55分発。熊本は10時15分着。
空港には天草エアラインのカウンターしかないので、チェックインはほぼ待ち時間ゼロです。私の場合、伊丹空港から先はJALに乗り換えて羽田に向かう為、キャリーも羽田迄運んでもらうことができます。これは事前に調べていましたが、AMXで荷物を預ける時に羽田迄運んでもらうようにお願いして伊丹到着時に搭乗カウンター申告すれば、羽田迄キャリーを持って行ってもらうことができます。便利です。これはJALに乗り継ぐだけのサービスのようで、JAL以外の航空会社乗り継ぎの場合預けた荷物を受け取り、再度チェックインして荷物を預け、保安検査場を通ることになるようです。

可愛いみぞか号

荷物の預け直しがないということは便利は便利なんですが、一旦保安検査場の外にでて、検査場外のレストランで食事をしたり時間調整をするのはできないという事でした。せっかくだから、551のレストランに行きたかったんですけどね。

搭乗手続きの時、熊本から伊丹乗り継ぎの乗客にはわかるように首に下げるカードが渡されます。

熊本空港から先伊丹空港まで乗り継ぎ客のパス

この日は私以外にも7~8名ほど伊丹まで乗り継ぐ人がいました。

展望デッキに行くと福岡からのみぞか号が到着しました。

機体の下にはくまモンが描かれている

やっぱり可愛い!福岡からの便が30分後には熊本行の便になり、熊本から伊丹に飛び今度は伊丹から熊本へ。そして天草に帰ってきます。ですから、みぞか号が熊本へ向かったあとは暫く天草空港には飛行機は来ません。その間、暇でしょ!と思いますが、この時間が天草エアラインで働く人の働きやすさにもなっているようです。(鳥海高太朗氏奥島透氏の本を読むとわかりますよ)天草エアラインは主に福岡~天草を中心に飛びますが、その昔には熊本空港から松山空港、熊本空港から神戸空港の便もありましたが、現在は熊本空港から先は大阪伊丹空港の路線になります。そして今では全路線がANAとJALとのコードシェア便となっていますから、福岡空港、伊丹空港を経由しての乗り継ぎもずっと便利になっています。

熊本から天草までは飛行機で20分。バスを使うと1時間半から2時間かかります。バス運賃だと快速で片道2,700円、飛行機の運賃が8,200円住民割引で6,500円と料金もかなり違うので単純に比較できませんが、用途によって使い分けると便利でしょうね。

天草から熊本までの飛行ルート

熊本空港にはあっという間の20分、10時15分到着です。熊本と言えども、空の上から見るとちょっとだけ町です。熊本空港では伊丹行き乗客は別の通路に案内(搭乗口)に案内されます。搭乗口ではすぐの案内になりますから、トイレ休憩だけですね。売店を覗く余裕ありませんでした。AMX801熊本10時45分発伊丹には12時10分着となります。

天草エアラインは空港の一番端っこです
初めての熊本空港です

伊丹行き搭乗です。
天草~熊本間と天草~福岡間はベルト着用サインは消えませんので、写真を撮る事はできません。次の伊丹間は70分の飛行時間なので、ちょっとだけベルト着用サインが消える時間もありますので、機内サービスもありますし写真を撮る事も出来ます。小さいプロペラ機のみぞか号で熊本から伊丹まで頑張って飛ぶのかと思うと、なんだか感動してしまいますよ。

実は高所恐怖症でもある私の場合、天草エアラインの本をたくさ~んたくさ~~ん何度も何度も読んだので、プロペラ機でも怖くないという心がありますが、それでもやっぱり高所恐怖症は克服できないだろうと思います。そして、また飛行機に乗るのだと思います。

みぞか号離陸!

さあ、伊丹空港へ向かいましょう。

大分上空に入り水平飛行に入るとベルト着用サインが消えます。

多分別府あたり、豊後水道を渡る。


みぞか号にはこのような手書きで飛行ルート案内がちゃんとあります。手作り感満載!とても分かりやすくて楽しい。

手作り感満載の飛行マップ なかなかいいでしょ!


これが佐田岬半島 愛媛県です

飛行機を降りてから、友達にラインで「佐多岬だよ~~~」って写真を送ったら「佐多岬???まだ九州おると?佐多岬って鹿児島やなかとね?!」っと返事があり、じゃあ、あのなが~~~~い半島はなんだ??足を引きずって歩いているみたいから、足摺岬?(高知県)と馬鹿な事を考えてもう一度確かめてみると佐田岬半島こちらは「さだみさき」鹿児島は佐多岬「さたみさき」でした。字も違えば呼び方も違う、ほんと、おばかなおばさんでした。飛行は概ね良好で揺れもあまりありませんでしたので、CAさんも立ち上がっての機内サービスです。ここの会社はCAさんのその時その時の判断で行動することを許可しているので、ある日の伊丹線の時、気流が悪くベルト着用サインが消えなかったそうす。このままではせっかくの機内サービスをお客様に提供できないと思ったCAさんは、ジュースとお菓子を前列から後列へとお客様のリレーで提供したそう。大きな飛行機だとそうはいきませんが、小さい飛行機だとそういう気転もきくということですね。

機内サービスは、みかんジュースと天草サブレ

そして、再びベルト着用サイン点灯です。和歌山上空から大阪上空に進路をとります。
写真がないのが残念ですが、堺の仁徳天皇陵古墳も見えましたし大阪城も上から眺めることができました。70分ほどの飛行時間でしたが今回は天気もほどほどに良かったお陰で上からの景色も楽しむことができました。

伊丹空港でみぞか号とはお別れ。
楽しい旅行をありがとう!

地上係員のかたに、JALへの機内預けの荷物引継ぎを依頼し、食事に向かおうとしたところで、
「ここまできたら、ちゃんとみぞか号を熊本へと送り出してあげなきゃ!」
と思い、熊本行の飛行機にのったお客様を見ながら、再び滑走路に向かうはずのみぞか号を搭乗ゲート近くで見ておりました。

しかし、出発時刻を10分過ぎても20分すぎても飛行機のドアは一向に閉まらない!

最後のお客さん乗ったら準備完了のはずが。。。。
のはずが、なかなかドアが閉まらない

CAさんはなんだか、行ったり来たりしているし、地上さんも混じってなんやらかんやら。。。。

なんだなんだ!と出発の遅れはこの時すでに20分

緊急事態にしては、そんなに人の動きは慌ただしくないし整備の人もじっと見守っているだけで、こちらからは何で出発しないのかワカラナイ。。。。乗り継ぎの時間までにはまだ余裕があるけどいつ飛ぶんだろう。40分過ぎたところで、これは先にリクローおじさんのチーズケーキを買いお昼のたこ焼きを注文したほうがいいかもしれないと、一旦その場を離れ再び様子見に戻ったところで、滑走路に向かうみぞか号の姿を発見!結局定刻より50分遅れの出発でした。遅れの原因は、テールウインドウが基準値オーバーだったそうです。(Twitter調べ)Twitterでは天草エアラインの運航状況についてつぶやきがでているので、なぜ遅れたかがわかりました。この日の50分遅れは、最終便まで回収できなかったようですが、これも安全に飛ぶため必要な事です。

飛び立つみぞか号
みぞか号バイバーイまたね!

みぞか号のお見送りのあとは、この日3本目のエアライン。JAL120 14:30発の羽田行。伊丹空港も機内も新型コロナが落ち着いたせいか外国人観光客や修学旅行生が多かった!いや、また第9波が来ていると騒いでいたりもしますが、この3年間停滞していた人の波が一気に戻ってきるのを感じました。

やっぱり、羽田はデカいです。

伊丹から羽田までは70分、あっという間の時間でしたが、こちらはワクワク感はありませんでしたが、千葉上空から海を渡っての着陸ルートではなく、都心アプローチだったので、ちょっとだけあれっ?!と思いました。


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