マジョリティがマイノリティに、
貴方は、マイノリティなのだよ。
と思い知らせる日はたくさんある。
桃の節句は「女の子の日」
こどもの日は「男のコの日」
トランスジェンダーの子は
自分のための日だとは思えないだろう。
母の日は母の居ない子には辛く
父の日も同様だ。
私は身近に母親のいない子を知っている。
学校で母への手紙を書いてこいと言われ、
泣きながら居ない母へ向けて
手街を書いたそうだ。
ゴールデンウィークに休みじゃない人は、
マジョリティなのにマイノリティだと
思わされる。
マジョリティかどうかは、数で決まらない。
マジョリティの側が、過半数を超える集団に対して「貴方はマイノリティなのよ。下向いて生きろ」と告げ、
圧倒的過半数の側が、「ハイわかりました」と従う。
選挙も同じ。20%が80%に対して、
ウチら国民からえらばれたんでヨロシク。と
日本をぶっ壊していらっしゃる。
ボエシの「自発的隷従論」の日本語訳は
単行本で出ていて、
結構売れ続けているらしいのに、
何故か奴隷は減らない。