カウンターに立つ
昨日誰と話したっけ?
ふと思い立ち、1日を振り返った。
祝日の月曜日、急に秋めいてきて長袖にするか迷う。
腹筋、腕立て、ランニング、シャワー、とルーティン終えて駅へ向かう。
この時点で義父との「おはようございます」だけ。
「Mの袋ください」スーパーレジでの会話。
いつもは豚なのに、なんとなく牛肩ロース薄切りにしてしまった「一人鍋」
netflixで邦画見ながら散髪に行くつもりを忘れていたことを思い出す。
「おはようございます」
シェフ「かみほり」が出勤してきた。
3連休、予約なし、最終日。
お互い緩い。
「もう始まっとったわ、18時スタートやった」
50歩先のバーでのジャズライブについて、タバコついでに見てきたことを
「かみほり」に伝える。
二人きりの店内。
10年以上一緒にいるし、何の会話もない。
ソファア席に座りコーチやってる講座のオンライン教材(他のコーチの録画)を1.5倍で見る。
20時過ぎ、ライブ帰りの団体来店。
ここまで起きて12時間、2.5人としか話していない。
話していないというか、ほぼ挨拶だけ。
カウンターに立つ
ホットウィスキー2杯とホットコーヒー、そしてコーヒー牛乳。
エアコンが効いていたらしく、オーダーは全てホットだった。
沖縄に行った話しから、屋久島、縄文杉、山登りな展開。
「富士山よりも九重よね。」なんとなくわかる。
(バリ山行:松永K三蔵、今年の芥川賞)に持っていきたかったけどうまくいかず。
シンガポールから一時帰国の人は定宿近所だし、来年が期待できる。
元副学長とは、まあ次はプライベートでと
大先輩は「いつもの」とヲッカマティーニでシェーカー振らされる。
・・・
暇で焦る気持ちと、この雰囲気好きなのよねは同居している。
取り止めもなく、意味のなさそうな会話
でもこれなんだよなあ
ざわつかない
「袋ください、箸はいいです」
深夜のセブンイレブンが「おやすみ」代わりだった。