好きな映画の話
子どもの頃、ポケモンも遊戯王もゲーム自体やっていなかったから、アニメも全く観てなくて友達との話題について行けませんでした。
こんにちは、
「よく振ってお飲みください」飲んでから気付くマンです。
それは嘘でして、チャンハジメと申します。
さて今回はタイトル通り好きな映画についてお話させていただきます。
かなり長いブログになると思いますので悪しからず。
今回は4作品を紹介させていただきます。
まぁ本当は、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか
「ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結」とか
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」とかまだまだあるんですが、またの機会に。
デッドプール
マーベル原作のほぼ不死身でおしゃべりな傭兵が主人公の「デッドプール」です。
そもそもデッドプールの存在を知ったのは中学生の時。
Wiiのマーベルのゲームのプレイアブルキャラに居たんですが、メインキャラじゃないのでストーリーにも登場せず、どんなキャラか知らないままなんとなく忍者みたいな赤いヤツ居るなぐらいにしか認識していませんでした。
そんな時マーベルVSカプコンというゲームで、そこには見覚えのある赤いコスチュームのキャラが自分のHPゲージを武器として使ったり、プレイヤーに話しかけたりしているのを見て、「こんな変なヒーローが居るのか笑笑」と衝撃を覚えた記憶があります。
それからデッドプールが大好きになり、今ではフィギュアを集めたりもしています。
さて映画自体についてですが、1、2通してシンプルなストーリーながらも、血みどろアクションの中でのジョーク、映画や音楽などのカルチャーな小ネタなどがたくさん盛り込まれていて、R指定ですが楽しい観やすい作品になっていると思います。
ちなみに僕の2で好きなシーンは、ドミノの幸運な能力が発揮されるところです。
フェリスはある朝突然に
サボり魔高校生フェリス・ビューラーが仮病でズル休みした1日を追った青春映画です。
前項で紹介した「デッドプール」の小ネタとして登場し、それで僕はこの映画を知りました。
デッドプールとフェリス、両主人公の共通点はメタフィクション的な演出が見られるということ。
いわゆる"第四の壁"ってやつを超えて映画を観ている観客に話しかけたり、現実世界の作品について言及したりします。
例えば、
デッドプールはXメンのプロフェッサーXの話題の時に「それってパトリック・スチュワート?ジェームズ・マカヴォイ?」とプロフェッサーXを演じた実際の役者の名前を出します。
フェリスは妹ジーニーの話題の時に往年のドラマ「かわいい魔女ジニー」のテーマ曲が流れる(フェリス本人がレコードで掛けたのか、単なるBGMとしてだったかは忘れた…)という演出が見られます。
このようなメタ演出はある種、禁じ手のようにされている部分もあるそうですが、効果的に使えば作品の魅力の一つと成りうるのですね。
さて、作品についての僕の意見ですが、正直言いますと、こういうフェリスみたいなズルしてるのに、それがなんだかんだ上手く行っちゃうみたいな人は好きにはなれません!笑
でも、オシャレでお茶目でなんだか憎めない、そんな彼に気付けば憧れちゃっているのです。
監督・脚本は80年代青春映画といえばお馴染みのジョン・ヒューズ監督で、「ブレックファストクラブ」も大変人気があり、僕も大好きな作品の一つです。
同監督はホームアローンの脚本も担当されています。
スーパー!
美しい妻をギャングに寝盗られた冴えないおじさんが、神の啓示(という名のヒーロー番組の影響)を受け、クライムファイターとして町の小さな悪を配管レンチで叩きのめす、コメディ映画です。
簡単に説明すると、"おっさん版キック・アス"ですね!笑
僕の記憶が正しければ、この映画が日本で公開される直前に「キック・アス」が公開され、世界中で人気を博していました。
なので何の特殊能力も持たない普通の人間がお手製コスチュームで悪に立ち向かう、という点で妙に被ってしまっている感じが否めない映画となってしまっていました。
僕的にはキック・アスも面白い作品ではありますが、スーパー!の方が自分の好みに合っている気がします。
僕って何故かおじさんの哀愁とかで笑っちゃうんですよね。なんか悲しいようなおかしいような。笑
人生に絶望してた主人公が映画館の列に割り込んだクソ客相手に、わざわざコスチュームに着替えて、頭をレンチでかち割るシーンは「やり過ぎやろ!」と笑ってしまいました。
監督はジェームズ・ガン監督。
MCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズや、冒頭で述べた「ザ・スーサイド・スクワッド」も同監督です。
大体の作品が出血シーンがあったりで、グロいです。笑
さぁ、ようやく最後の作品です。
お疲れ様でした。
音楽
最後は日本のアニメーション映画です。
とある不良高校生が思い付きで仲間たちとバンドを組むことになり、周囲の人たちを巻き込んだロックな青春群像劇です。
この作品は大橋裕之先生の「音楽 完全版」を原作に制作期間7年以上、作画枚数4万枚という触れ込みで予告でも紹介されていましたが、ロトスコープという映像技法を使って制作されている為、長期に渡る制作時間を要したのです。
ロトスコープとは、実写映像を元に輪郭などを線で描き写していくアニメーションの手法で、古くはディズニー映画「白雪姫」もそのうちの一つだそうです。
この「音楽」でも実際の役者が演じた動きをトレースしており、終盤の野外ライブのシーンも実際にステージを設営しミュージシャン、観客を動員した撮影が行われたそうです。
作品の内容について、主人公を含めた不良3人組が音楽の知識ほぼ皆無の状態からバンドを始める様子は微笑ましいながらも、僕自身が学生時代に思い付きで作った映像作品が案外学祭で上映したらウケたことなど思い出して、エモくなりましたね。笑
今思い返すと、あれって青春だったんだと気付くことの出来る良作です。
以上、僕の好きな映画の紹介、感想ブログでしたが、なかなか作品に対する思い入れを語ることや「この映画のここが良いんだ!」ってことを言語化するのは、やっぱりかなり僕にとっては難しいことだったので、こんな拙い文章ですが、書き終わるのに1週間以上掛かりました。
………まぁ、いつもの短いブログもそれぐらい掛かっていますが………。
もっと90%ぐらい伝わるようにこれから鍛えていこうと思います。
それではここまで読んでくれて有難うございました。