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東欧生活

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2021年10月〜2024年1月まで生活した旧ユーゴのボスニア・ヘルツェゴビナの記録
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#ミリャツカ川

クロアチアへ!角野 隼斗さんの演奏を聴く為だけに行ってきました

おはようございます🌞Dobro jutro. ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市からお届けしています。 先ほど、クロアチアのスプリトというアドリア海の沿岸にある小都市からサラエボ市に戻ってきました。 車で片道4時間の見積もりは甘く、山道を5時間かかりました。 角野 隼斗さんに会いに!まさか!バルカンエリアに角野 隼斗さんこと、Cateen かてぃんさんがいらっしゃるなんて。息子も大ファンなので二人で行くことにしました。 Piano Loop Festi

美しく豪華!そしてのんびりできる街、ソロ旅ウィーン

Dobro veče こんばんは まずはサラエボ市から さて、最近サラエボ市は雨が降り続いていてるので市内を流れるミリャツカ川も増水しています。 サラエボの郊外では浸水している地域もあります 今冬、気温が高いサラエボ市内では積雪はまだありません。市内から車で約1時間のビェラスニツァ山のスキー場は今週やっとまとまった積雪がありオープンにこぎつけることができました。 solo tabi ウィーン編下記2つの続きです。 2日間のウィーン滞在で出来たこと! フィアカーで旧

ムスリム色濃い目のクリスマス・イヴ

メリークリスマス!Sretan vam Božić ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都、サラエボ市からお届けしています。 今年のサラエヴォ市内のクリスマスは、昨年より断然華やかです! サラエボ市内主要9つの橋に電飾が施されました コロナとの共存が軌道に乗り、ツーリストを受け入れているヨーロッパ。今年のクリスマスは「やっとお祝いができる!」喜びの雰囲気が街に感じられます。 2022 サラエボ市内のクリスマスイルミネーション点灯の

お見立てソーイング<帽子作り>👒

ボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)の首都、サラエボ市から Zdravo! 雨が多く曇天続きの12月です。  帽子の製作をしていますヨーロッパの冬は長いので、「家で楽しめる趣味を」と考えて、帽子作りにチャレンジしていました。 しかし、日本から持参した生地や用具が枯渇カウントダウン。 町に出てお店を探してみました。 SANNY-GENNY お仕立て、生地屋さん Sanny-Genny metraža, galanterija i pozamanterija | Face

昔々の富裕層が住んでいた館へ訪問

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市から、こんにちは!ドヴァルダン! さて、今回は 富裕層の住まいをご紹介します ダウントン・アビーのような広大なカントリーハウスではありませんが、当時の贅を尽くした邸宅で暮らす富豪のライフスタイルを思いめぐらしてきました。 デスピッチ家/The Despić House  貿易業で財を成したセルビア系のデスピッチ家は、19世紀末から20世紀初頭にかけてサラエヴォのエリートファミリーでした。 1Fは17世紀のオスマン

破壊された図書館

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボからです。Kako si? 図書館<オールド編>です!Viječnica(City Hall)シティーホール ミリャツカ川沿いのオールドタウンに位置するこの建物は国の文化財です。ボスニア語のVijećnicaは、直訳すると市庁舎。日本で市庁舎というと行政事務をする「お役所」ですが、ここはほぼ、ミュージアムの機能を果たしています。「ほぼ」というのはこのnoteでお判りいただけます。 〇大学図書館の歴史 オーストリア・ハンガリー帝国