取るに足らない猫
pettycat、わたしの名前にはそんな意味があります。
一見意味が分からないんですけどね、造語だし。
ともあれ、ちょっとした自分語りを。
「petty」という英単語には、「取るに足らない」という意味があります。
気まぐれ＋完璧主義的な部分があるので、アカウントを作り替えるその度ユーザー名に関してはお決まりの悩みだったり。知るか。
んーで、なんか気持ちのいい言葉とかゆかりのある言葉ってないかなと探してた訳なんですが…それが「petty」に「cat」にって感じだった訳で。
「取るに足らない」ってね、凄い好きな言葉なんですよね。
はじめ聞いたときに分かるようで分からないって具合なのも好きポイント。
意味としては「取り立てて言う必要のない」とか「取り合うほどのことでもない」ってなラインがニュアンスとしては合ってんのかな。
類義語としては「つまらない」とか「些細な」とかがヒットしてくる訳なんですけど、これらに関してはちょっと直接的すぎる。会話じゃないテキストに明瞭さはあんまいらないと思う。
世の中、一歩引けば取るに足らないことばっかです。
色恋、グダグダしてる時間への焦り、将来への不安。他にも色々。
「この人しかいない！」って豪語してる今も、それは果たして初めての言葉ですか？
それを理由に目の前の人を大切にしないってのは違うんだけど、盲目性っていうのは怖いですよ。相手への好意の示しがいつの間にか愛の押し売り、言い換えれば自己満になっていないですかってね。これは自分に言えるからこそ言うんですけどね。
それが実っても実らなくても、相手の自由性を損なわせては駄目ですよ。縛り合う恋愛は後にとってもあまり気持ちのいいものではないですからね。
あとの二つは基本的にそれこそ取り立てて悩むような必要のないことです。
「グダグダしてる！もったいない！」って焦ってても別に一日楽しかったり有意義だったりする日が訪れればそんな悩みは自動的に消化されます。
それに将来への不安とか、それこそ人生なんかいつになっても取り返せるものなのにね。
そりゃ失った時間とか、その時そのシチュエーションでしかできないようなことはある訳だから、そういうのは悔いても取り返せるようなものではないけど、その時その時の焦りとか不安みたいな”感情に駆られた時間”は別に後の幸福が取り返してくれるので、さほど取り立てて騒ぐようなことではないです。
そーーれでも、その時その時の眼前の幸福と不幸に囚われて縋ってしまうのだから、人間ってのはおもしろいですよね。だから、ユーモアとしても「取るに足らない」って大好きです。
因みに「cat」はただ猫が好きだからです。欲しすぎて最近猫を三匹飼ってる世界線の夢を見ました。いつか猫と一緒にくらしたいです。にゃー
