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その発送ちょっと待って!宅配便でサンキューカードを送るときの注意点と作り方

こんにちは、CAT+v編集部です。
商品を購入していただいたお客様に「作品と一緒にサンキューカード(サンクスカード)やお礼状を一緒に入れて発送するといい」ということを聞いたことはありますか?

作品と一緒にサンキューカードを同梱することで、購入していただいたお客様の満足度も上がりますし、うまくいけばリピート購入に繋がります。

ですが、少しでも間違ってしまうと違法になってしまう可能性があるということはご存じでしょうか。

本記事では、宅配便でサンキューカードを送るときに注意したいポイントについてご紹介します。

違反してしまうと3年以下の懲役、または300万円以下の罰金がかかりますので、もし「知らなかった」という方は最後までご覧いただけますと幸いです。


宅配便でサンキューカードを送るのは違法?


宅配便でサンキューカードを送ることは違法になるかもしれない、と明記しましたが、正確には『信書』を同梱してはいけないという法律があります。

郵便法および信書便法に明記されているのですが、まずはこの『信書』についてご説明しますと

《信書の定義》
 「信書」とは、郵便法第4条第2項において「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と定義されています。

引用:総務省|信書の送達についてのお願い

具体的には

  • 書状

  • 見積書

  • 請求書

  • 納品書

  • 領収書

などの書類が『信書』に該当します。

特定の相手に対して情報を伝達するための書類になりますので、サンキューカードや御礼状などの手紙はもちろん『信書』になります。

日本郵政の一部のサービスなら『信書』を送ることができますが、ヤマト運輸などの宅配サービス等の運送事業者が『信書』を送ることは郵便法第4条で禁止されています。

違反してしまうと、3年以下の懲役、または300万円以下の罰金を命じられる可能性があります。
これは、送り主である作家だけではなく、実際に輸送した運送会社や受け取ったお客様も罰則の対象です。
実際に、受け取ったお客様も書類送検されているケースがあります。

「知らなかった」では済まされない大問題に発展する可能性があるということを覚えておいてください。

どんなものならいいの?

「でも、みんな送っているし、実際に自分が購入したものにもよく入っている」と思われている方もいるでしょう。
『信書』を同梱して発送する際に、ただひとつだけ注意していれば罰則の対象にならないものがあります。

それは、封をしない、というものです。

(3) 運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者は、その運送方法により他人のために信書の送達をしてはならない。ただし、貨物に添付する無封の添え状又は送り状は、この限りでない。

引用:総務省|信書の送達についてのお願い

郵便法第4条に記載されているとおり、『無封』の状態であれば、安心して『信書』を送ることが可能です。
『無封』についても総務省のHPに記載がありますので引用させていただきます。

Q7 添え状・送り状の「無封」とはどういう状態のことですか?
 「無封」とは、(1)封筒等に納めていない状態、(2)封筒等に納めて納入口を閉じていない状態のことをいいます。また、封筒等に納めて納入口を閉じている場合であっても、(3)当該封筒等が透明であり容易に内容物を透視することができる状態、(4)当該封筒等の納入口付近に「開閉自由」等の表示(※)をするなど運送営業者等が内容物の確認のために任意に開閉しても差し支えないものであることが一見して判別できるようにしてある状態も「無封」に含まれます。

引用:総務省|「信書に該当する文書に関する指針」Q&A集

簡単に言うと、

  • 封筒などに入れていない状態

  • 封筒などに入れてもいいが、封をしていない状態

  • 封筒などに入れて封をする場合は、透明で中身が確認できること、または「開閉自由」など、確認のために中身を開いても問題ないと明記されている状態

のことを『無封』と定義しています。

一番簡単で確実なのは
封筒に入れない、入れても封をしないということを徹底することです。

サンキューカードを添えるメリットは?


そんな違法になるかもしれないサンキューカードですが、作品に同梱して発送するメリットはいくつかあります。

一番のメリットは、商品を購入してくださったお客様に感謝の気持ちを直接届けられることです。
作家への印象もアップしますし、購入していただいたお客様の満足度もアップします。
満足度が高ければリピート購入も望めますので、ぜひ作品と一緒に感謝の気持ちもカタチにして届けるようにしましょう。

カードのデザインにもこだわって制作することで、ブランディングの向上や他のブランドとの差別化、届いた作品を開いたときの見栄えも良くなります。

サンキューカードの作り方

では、実際にサンキューカードを作ろうという方へ作り方をご紹介します。
サンキューカードを制作する方法にはいくつかありますが、よくある方法は

  • 手書き

  • 自宅でプリントアウト

  • 業者に依頼

の3つです。
ひとつずつご紹介します。

手書き

100均などで厚紙やメッセージカードを購入して、ご自身で書く方法です。
イラストが得意な方は、イラストも添えてあげると好印象になるようです。

とはいえ、「1枚1枚全部は書ききれない!」という方におすすめなのが、ショップオリジナルのスタンプなどを取り入れること。
オーダーメイドで制作している方がハンドメイドマーケットなどにもいらっしゃいますので、検討してみてもいいかもしれません。QRコードも彫ってくださる凄腕の方もいます……!
また、手書きのサンキューカードそのものを制作して販売されている方も。

シールなども取り入れて、自由に制作できるのが楽しい方法です。
手書きならではのあたたかみも感じますね。

自宅でプリントアウト

次に、自宅でプリントアウトする方法をご紹介します。
illustratorなどのデザインソフトを使って自分でデザインする……という本格的な方もいらっしゃいますが、そこまで本格的ではなくていいという方もご安心ください。

ラベル屋さん

エプソンの名刺プリント

といった無料のソフトがあります。
また、インスタグラムをされている方はもうご存じかもしれませんが
無料で使えるデザインツールCanva(キャンバ)

https://www.canva.com/

もおすすめ!

自宅にプリンターがあり、しっかりしたデザインのカードを制作したい方におすすめの方法です。

業者に依頼

最後に、業者にお願いする方法をご紹介します。

それなりにまとまった枚数が必要であれば、自宅で印刷するより安く、綺麗に仕上がる方法です。シール印刷なども依頼できるので、梱包にもこだわりたい場合はまとめて依頼することをおすすめします。

入稿データの制作が必要になりますが、ココナラやSNSなどでも依頼できますので、「こだわって制作したいけれど、デザインツールの使い方や入稿データの作り方がわからない」という方は検討してみてもいいでしょう。

ちなみに、CAT+vでもご相談いただければ制作が可能です。
ロゴデザイン、カードデザインなどのデザイン業務から、すでにデザインがある方は印刷会社へのデータ入稿などのアシストを承っております。
気になる方はコメントやSNSのDMにて、お気軽にご相談くださいませ。

まとめ

宅配便でサンキューカードを送る際の注意点と、作り方についてご紹介しました。

作品に同梱する書類については、絶対に封をしないことを覚えておいてください。
違反した場合、送り主であるあなた、運送会社、受け取ったお客様に、3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が命じられる可能性があります。

また、サンキューカードの作り方には

  • 手書き

  • 自宅でプリントアウト

  • 業者に依頼

の3つがありましたね。

業者にお願いする場合、私たちCAT+vでも、
ロゴデザイン、カードデザインなどのデザイン業務から、すでにデザインがある方は印刷会社へのデータ入稿などのアシストを承っております。
気になる方はコメントやSNSのDMにて、お気軽にご相談くださいませ。

また、ご自身で制作する場合にも「これはどうやったらいいんだろう?」と手が止まってしまうこともありますよね。
そんなときは、当アカウントが運営するメンバーシップのご利用を検討してみてください。
ジュエリー制作を学び、モノづくりに10年以上携わってきた私が、あなたのお悩みをなんでも無制限でお伺いするためのメンバーシップの運用を始めます。
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○非金属
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【作品添削】※プランによる
○コンセプト添削
○デザイン添削
○作品添削
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11月1日よりメンバーを募集いたしますので、ぜひ当アカウントをフォローしてお待ちください!


それでは、また別の記事にてお会いできるのを楽しみにしております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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