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「ペットと防災」私のひと言が形になった日

「学び大学」で広がる学びの場

私が住んでいる地域には、「学び大学」というポータルサイトがあります。
このサイトでは、市民の皆さんが「はたらく」「つながる」を実現できるように、学びの場を提供しています。市内で開催されるさまざまな講座や教室の情報を集めるだけでなく、新しい知識やスキルを身につける機会を広げることを目的としています。

そんな「学び大学」に、私は昨年の7月24日、「人とペットの防災」に関する講座を開催してほしいという要望を出しました。


ペットと防災を学びたい!私の気づき

その3日前、私は実家のある隣県で「人とペットの防災救急塾」という講座を受講し、「人とペットの防災救急士」の資格を取得しました。そこで、ペットとの防災についてもっと学びたいという気持ちが強くなりました。

しかし、現在住んでいる地域で「ペットとの同行避難」について調べたところ、驚くことに、何の情報も出てこなかったのです!

「これは大変なことかもしれない」と感じた私は、「学び大学」に思い切って要望を出してみることにしました。


まさか本当に実現するなんて!

要望を出したその日のうちに、「検討させていただきます」と担当の方から返信がありました。
ただ、「検討」と言われても、実際に講座が開催される可能性は低いかもしれない…と、どこかで思っていました。

ところが、約2ヶ月後の10月初め、担当の方から「講師が見つかり、講座を開催することが決定しました!」とのメールが届いたのです!

驚きと嬉しさで胸がいっぱいになり、メールを読みながら泣いてしまいました。
「思いを伝えてよかった!」


講座当日、参加者の皆さんと感じたこと

「本当に人が来るのかな…?」
講座当日、少し不安を抱えながら会場に向かいました。

会場に着くと、机には9人分の資料が用意されていました!
ちゃんと申し込みがあったことに安心し、心の中で「よかった!」とホッとしました。

講座は2時間で、
• 1部:市の防災アドバイザーの講義
• 2部:市内の獣医師の講義

という構成でした。

講義を聞く中で、市としてはペットの防災に取り組んでいきたいと考えているものの、県レベルではまだ積極的な動きがないことを知りました。
「今回の講座をきっかけに、多方面に働きかけていきたい」と先生方もおっしゃっていて、私の提案が少しでも役に立ったのなら嬉しいなと思いました。

ちなみに、今回の参加者は全員猫飼いさんでした!
猫の防災は、わんちゃんと比べてハードルが高く、多頭飼いの場合はさらに難しくなるため、不安を抱えている方が多かったようです。

最後の獣医師さんへの質問タイムでは、参加者の方と意見交換をする場面もあり、とても有意義な時間になりました。


「ダメ元でも言葉にしてみる」大切さ

最近の私のモットーは、「ダメ元でも言葉に出してみる」 です!

例えすぐに解決しなくても、「自分の考えを伝えた」ということが、自信につながると思うからです。

50歳を過ぎて、「伝えること」で自分の中の変化を感じる出来事でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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