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1.シュウメイギクについて
学名 Anemone hupehensis
科目 キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属
形態 多年草
自生地 中国 台湾
耐寒性 強
耐暑性 普
土壌 有機質(腐葉土など)で水捌けが良く程よい保湿性を好む
環境 日向もしくは半日日陰
開花期 8~11月
草丈 40~130cm
草幅 地表面部分:20~40cm 花茎部分:40~80cm
施肥 植付け元肥 春の葉が伸び始める頃と、暑さが静まった頃に与える
植付け 3~5月 9~10月
種蒔き 3月 10~11月 秋は取巻きにする
園芸種は個体差があるように感じる
株分けの方が増やしやすい。
発芽 15~18°c
2.育てた印象
ピンクのシュウメイギクは3年目の株で、苗から育てました。
白は転居前の庭から持って来たもので根伏で勝手に繁殖するので数カ所に分けて植えいます。
最初の植え付け時に水枯れを用心すれば、根は定着します。
キンポウゲ科の植物なので、春に施肥をして株を充実させておくとたくさんの花を付けてくれます。
夏になると葉が焼けてしまうことがあるので、鉢であれば半日日陰において地中温度を上げない方が良いようです。
私の庭では地植えなので、涼しい時間帯に葉水をかけています。
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晩秋に入ると葉色も一段と濃くなります。
ピンクのシュウメイギクは下の写真に見られるように
八重咲で開くものが出てきます。
これはおそらく、交配したキブネギクによる先祖返りなのでしょうか。
同じ株でも全てがそのようにさかずまれに混ざります。
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3.栽培する時に気を付けたこと
*若い葉が展開する5月には、日当たりと水撒きを十分に行いました。
この時期は葉が柔らかいので、土に付いた葉をこまめに切り取り、虫がつかないように心がけました。
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*冬に地上部がなくなることがあるので、古い茎を一本だけ残しておきました。
新葉が展開したら茎の途中から葉が出ていても根元から切ります。
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4.来年の準備
私の庭では増やしたシュウメイギクが数カ所に植えてあるので、タグを付けるだけの作業を行います。
10月には、少し肥料を施し株を充実させます。
種は取りませんが、シュウメイギクには種子ができるものとできないものがあるようで、増やすのであれば、根伏か株分が良いかもしれません。
5.成長の記録
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6.動画等の記録
📍【Twitter シュウメイギク】
#シュウメイギク
— Cat Rose (@catstailroses) August 10, 2023
キンポウゲ科の耐寒性多年草です。
こちらは園芸種で、茶花で用いられる名称の#キブネギク は本来濃色桃色の八重咲きを云いますが、風情がいいので白やピンクを入れることもあります。
丈夫で栽培も容易です。#catrosesの庭より #8月の花https://t.co/gOzcrAZ0wj pic.twitter.com/MuxRRpRD3R