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今週の花 「キンギョソウ」



1.  キンギョソウの花

キンギョソウは
オオバコ科キンギョソウ(アンティリナム)属の多年草です。
学名は「アンティリナム マユス」
別名を「スナップドラゴン」と呼ばれています。

挿し芽をしたキンギョソウトゥイニー

キンギョソウは花色が豊富で発色も鮮やかです。
草丈は25~100cm、生育によってはそれ以上に成長します。
開花期は本来は4月頃から咲きますが、
近年は真冬でも咲く品種もあり、通年に渡りみられるようになりました。

耐寒性、耐暑性には強く丈夫ですが
日当たりの良い場所で乾かし気味に育てると
花付きがよくなります。
暑さには強いのですが、湿気に弱いため
日本では夏越しが難しいとされています。

土壌は中性に近い弱酸性を好みます。

2.  キンギョソウの種類

キンギョソウはたくさんの種類が流通していますが
品種によっては容姿もだいぶ異なります。
品種改良も盛んに行われています。
F1品種といって
優れた性質を持つ親株同士を交配してタネを採取し
それぞれの親の優れた部分を持って生まれた品種のことで、
簡単にできるものではありません。
何年も、何十年もの歳月をかけ
生産者の皆様の努力によって生み出された品種なのですが
キンギョソウには多くのF1品種があります。

1. #キンギョソウF1品種カリヨン系高性ペンステモン咲き

高性タイプでペンステモンに似た花を付けます。
耐寒温度は5度前後です。

2. #キンギョソウF1品種レジェ系

花付きが間延びせずにみっしりとつくタイプです。
花茎も真っ直ぐに伸びて暴れません。

3. #キンギョソウF1品種トゥイニー系

八重咲で近年よく出回っている人気の品種です。
寒さには強く比較的通年咲きます。
傍から芽を出し株が大きくなります。

4. #キンギョソウF1品種ポップアップ系矮性コンパクト

矮性で丈は20〜25cmほどです。
発色もよくボリューム感が出ます。

5. #キンギョソウF1品種ブラスト系高性タイプ

八重咲タイプの豪華なキンギョソウです。

これらの品種の他にもまだたくさんの品種があります。
F1品種は種ができないことが多いので
挿し芽で更新していくと良いと思います。


たくさんの種類のキンギョソウを寄せて植えたら
高低差もあって素敵かもしれませんね。
出回っていない苗もあるので
その場合は種を入手して育てるのもいいかもしれません。

この春からキンギョソウを育ててみませんか?
本日のお話はここまでとさせていただきます。

お正月ムードもすっかり抜けて
逆に少し疲れを感じる中弛み期間ですね。
ちょっと体を動かして
気持ちもリセットして
午後からも元気に過ごして参りましょう。
そして有意義な週末をお過ごしくださいね。

最後までお聞きいただきありがとうございました。

Cat Rosesの庭より
パーソナリティーは
cat roseでした。


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