因果応報とはまさにこれ。

自分の仕事でミスをして、または辞めた人の
仕事を引き継いだら、大きなミスをしていた事が発覚して、ここ最近、そんなトラブル対応続き。

当然に、部を統括するもっと上の役職者から
厳しく追及されるわけだけれども。きっと、求めれるレベルに達していないことにイライラしているんだろうな、というのも分かるんだけれども。

なぜだろう。
物言いに、ちょいちょい小馬鹿にしている感が否めないのは。被害妄想だろうか。

彼らからしたら、鼻で笑ってしまうような、お話にならない粗末なレベルの、対応・行動なんだろう。レベルが低すぎて、うんざりしているのも分かる。

ちょっと特殊？な状況だけど、新しい会社に吸収されて、上長も新しい人たちに一掃されて変わっている。ミスが起きた仕事というのは、前の会社がもともと持っていた仕事なので、彼らからしたら、なぜそんな低い品質で仕事してたんだ？馬鹿じゃない？と思うのも、致し方ない。

だけどさ、なんかこう、引っかかるような
ディスるような物言いしなくても、良くない？と思っている。こうすべき、というラインが分かっていないから、なぜこうなってないのか？と詰問されても、答えようがないのよね。

分かっててしていないのなら、説明できるけど、知らないことを、なぜ知らないのか？と言われても、困惑するしかない。（あ、ビジネスマナー？では「善処します」とか「早急に調べて報告します」という返しが正解か。）

いやほんと。腹が立つ。
仕事でわざとサボタージュでミスしているわけでも無し。真面目にやってて、小馬鹿にされるいわれは無い。

ビジネス、という視点でみたら、そりゃミス無く、きちんと結果が出せてなんぼ、お客様もそれを求めて依頼しているわけで。

分かるけどさ。なんか、違うんだよねと思う。求める基準に達していないからと言って、馬鹿にしていい訳がないのだ。そんな事で、社員が成長するわけじゃないのに、馬鹿だね、その上長は（と言ってしまおう）。

と、つれつれ思い出し怒りをしていたけれど、昨年、辞めた同僚の女性を思い出す。

彼女は会社の誰もが認める、ちょっとトロい子。仕事のレベルもスピードも低い。一緒の業務を担当するようになって、度々、その程度もできないの？というような事があって、
思わずキツめに注意したこともある。

仕事以外のことでもカバーしてあげたり、内心、嫌いというか腹立たしく思っていることもあった。成長している部分と、成長していないなぁと苦々しく思う部分がない交ぜにあった。仕事以外では楽しく会話していた、と思っている。

でもまぁ、辞め方とか辞める理由とか、辞める前の反抗的な態度とか、思い出すに。私は感謝こそされと思っていたけど、たぶん、嫌われていたのだなーと。かなりフォローしてあげていたと思っていたけど、全くありがたく思われていなかったのかも。

内心の（この子、ほんとうに愚図。仕事できない子）と足手まといにならないで、もっと役立ってほしい、とか都合良く、ビジネス目線だけで見ていたことに、気づかれていたんだろうなぁ、と思う。彼女にもプライドはあったのだから。

人として尊重できてなくて、仕事ができる・できないというメジャーだけで見ていた部分もあった。（だって、仕事だから当たり前じゃん、とも言えるけど）

でも、今の現状の私の立場が、それじゃない、と思う。新しい上長たちから見れば、私のレベルはきっと、歯がゆい苦々しいレベル。私が昨年辞めた彼女に思っていた気持ちと、似ているんじゃないかな、と。

因果応報だなー。

辞めた同僚の子を「被害妄想が激しい」「プライドばかり高い」と非難がましい目で見ていたけど、実際に、仕事ができる新しい上長たちからいろいろ詰問されて𠮟られて、という経験をすると、自分も被害妄想、プライドがむくむくと湧いてくる。

追い詰めたり、あなたが悪いんでしょ的に扱うんじゃなくてさ。どうしてもらったら、私は「この会社辞めようかな」とか「役立たずと思われてるんだろうな」「きっとリストラ候補だからこんな小馬鹿にして、暗にディスって、辞める方向に持っていこうとしてるんだな、賢いな」とか思わずに過ごせるのか。

なぜ、ミスしたんですか。
なぜ、こんな事も知らないんですか。
なぜ、こんな事もあんな事も気づかないんですか。
なぜ、こんな事もあんな事も確認していなかったんですか。

なぜ、なぜ、なぜ。
なぜ出来ないんですか？と詰問するんじゃなくて。

こういう時は、こうしたら良いよ。こういう事が起きたら、次からはこうしたら改善できるよ。ここはミスしやすいから、事前にこう設定してけば未然に防げるよ。

もしミスしてしまったら、いつ誰にどこに
何をこういうふうにすれば、初動はOKだよ。
次に、これをこうして…

たぶん、そこだなぁ。
起きてしまったことを、追及するんじゃなくて、どう行動して対処すれば良いか。そこが知りたいし、そうできるようにフォローしてほしい。甘えかな。

もちろん、こうしたら良いでしょうか、こう対処しました、という能動的な働きかけはしたいのだが、今の上長が欲しい当たり前のレベルが、きっと私には想像できない高いレベルなので、何を言っても、子供の戯言にしか聞こえないんだろう、と思ってしまっている。そう思わせてしまっている上長も、マネジメント下手だね。

だから、何も言えなくなるし、ちょっと言うと、ものすごく詰問されて辛いだけ。そして被害妄想とプライドを傷つけられた憎しみだけが、栄養を蓄えて育つ。

負のループか。

だけどまぁ。因果応報に気づけた私って、
とても偉い。内省力がある。謙虚じゃん。自画自賛しておく。

あ、でも。小馬鹿にした物言いは、絶対忘れない。大嫌いだ、あいつ等め。立派な役職・責任の重い仕事をしていらっしゃるからとて、別に偉い人間でもなんでもないのに、人を尊重しないで見下して良いわけがない。そこんところ、履き違えてんじゃねーぞ！バーカ！傲慢って言うんだよ、そういうとこ。ハラスメントだかんな、バーーーローーー！！覚えてろ。困るタイミングで辞めてやる！！
・・・なんてね。