見出し画像

HISグループ、Catoとの連携でグローバルWANセキュリティと接続性の簡素化および強化を実現

* この動画 は、HISのロゴ変更前に撮影されたものです

セキュリティの簡素化を目指すHISグループ

多数の分散した小売拠点を持つグローバル企業にとって、ネットワークとセキュリティの複雑さは悩みのタネです。旅行商品に特化し、テーマパークやホテルなどの事業を展開する、多角的なグローバル企業であるHISグループも例外ではありませんでした。HISグループは、世界66カ国141都市に233の小売店を展開しています。  

HISのITセキュリティグループのインフラチームリーダーである高橋氏は、次のように語りました。「当社のネットワークセキュリティアーキテクチャは、本社、海外子会社、関連会社で異なっていました。」

ITセキュリティグループのセキュリティチームリーダーである石谷氏は次のように付け加えました。「一部の子会社や関連会社のセキュリティ状況を、常に十分に把握できていないのではないかという懸念がありました。」  

石谷氏と高橋氏は、グローバルな可視性を高め、全体的なセキュリティ体制を改善する方法を早急に見つける必要があると考えていました。
高橋氏は次のように語ります。「さまざまなネットワークを統合し、セキュリティと管理を一元化する必要がありました。」  

セキュリティは主に多様なハードウェアアプライアンスによって提供されていましたが、複雑な管理と3年から5年ごとに定期的な更新が必要でした。

Catoが提供するネットワークとセキュリティの統合

そんなとき、HISグループの海外拠点のスタッフが、高橋氏と石谷氏をCatoに紹介したのです。

Catoソリューションは機能性も非常に高く、HISグループの要件をすべて満たしていました。「各拠点に設置された機器を監視・管理する必要がなくなるので、オペレーションが大幅に簡素化されます」と石谷氏は言います。また、Catoソリューションには、現在の複雑なネットワークとセキュリティ ソリューションに比べて、コスト面でも大きなメリットをもたらすこともプラスに働きました。  

Cato SASE Cloudは、ブランチ拠点、ハイプリッド勤務の従業員、物理/クラウドデータセンターなど、企業のすべてのネットワークリソースを最適な形でつなぎ、安全でグローバルかつクラウドネイティブなサービスに接続します。各拠点とCatoの接続に関しては、シンプルなCato Socketアプライアンスを設置するだけで、Catoの70か所を超えるポイントオブプレゼンス(PoP)のいずれかと、その高速なグローバルプライベートバックボーンに自動的に接続されます。

Cato Edge SD-WAN は Cato SASE Cloudを拡張して、物理的な場所にある複数のラストマイルリンク上で優先順位付けされた回復力のある接続を提供します。また、Cato SDPクライアントとクライアントレスアクセスにより、自宅や外出先など、あらゆる場所のユーザーが安全かつ最適化されたアプリケーションにアクセスできるようになります。  

CatoのクラウドネイティブなセキュリティサービスエッジであるCato SSE 360は、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)、情報漏洩対策(DLP)、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、Firewall as a Service(FWaaS)を高度な脅威保護機能と統合しています。オンプレミスとクラウドのすべてのアプリケーションに対し、詳細な企業アクセスポリシーを完全適用し、ユーザーを脅威から保護し、機微なデータの漏洩を防ぎます。  

高橋氏と石谷氏は、Catoとしばらく仕事をして完全に納得しました。上層部を説得するのには少し苦労しましたが、「ゼロトラストを含む当社のセキュリティ要件をすべて満たし、更新が自動的に行われることを示した結果、上層部にこのソリューションを承認してもらうことができました」と石谷氏は言います。  

WANのセキュリティと管理を一元化し、可視性を高めるCato

HISグループの各拠点へのCatoの設置は、迅速かつ簡単なものでした。「海外各国の法律への対応など、いくつか課題はありましたが、大きな問題なくクリアすることができました。」と高橋氏はいいます。「国内展開は非常にスムーズでした。」

そのパフォーマンスは期待以上で、高橋氏はCato の管理コンソールに感銘を受けています。「Catoのおかげで、すべてのネットワークトラフィックを可視化し、パフォーマンスを監視し、必要な変更を加えることが非常に簡単になりました。」と高橋氏はいいます。

3~5年ごとに行っていたハードウェアの更新は不必要になりました。いくつかのPoPの障害事例がありましたが、Cato PoPの冗長性により、ビジネスへの影響はごくわずかでした。

また、Catoはインストールが簡単で、きめ細かい管理が可能なので、高橋氏と石谷氏は、新規拠点や買収した拠点に必要なネットワークとセキュリティ機能をほぼ瞬時に装備できるようになりました。

「実装のスピードや容易さに関して言えば、HISにとってCatoが間違いなく最良の選択肢だとわかりました。」と石谷氏は語ります。

ほとんどの組織と同様に、HISも新型コロナウイルス感染拡大の際、多くの従業員を自宅に帰さざるを得ませんでした。「すでにCatoを通じて全員のリモートアクセスを設定していたので、影響はまったくなかったといっても過言ではありません。」と高橋氏はいいます。

総合的に見て、Catoを選んだことは素晴らしい決断でした。「Catoとは、強い信頼関係を築いてきました。何か問題が起こったときの彼らの迅速な対応とフォローアップには非常に感心しています。」と高橋氏はいいます。「オフィスや小売店舗、関連会社を数多く抱え、ネットワークとセキュリティに関して厳しく複雑な要件が求められる組織には、Catoを最良のソリューションとして強くお勧めします。」

「働き方が多様化するにつれて、ネットワークに対するセキュリティ・リスクは飛躍的に高まっています、」と石谷氏はいいます。「Catoはそのすべてを1つのツールで解決してくれます。」

HISグループについて

HISグループは、旅行商品に特化し、テーマパークやホテルなどの事業を展開する、多角的なグローバル企業です。HISグループは66カ国141都市で233の小売店舗を展開し、英国とシンガポールに、2つのクラウドインスタンスを置いています。Catoを導入する以前、HISは本社、海外子会社、関連会社ごとに個別のセキュリティアーキテクチャを採用していました。セキュリティは、3~5年ごとに更新する必要のあるさまざまなハードウェアアプライアンスによって主に提供されていました。

当記事の全文はこちらでお読みいただけます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?