3日PoC環境の構築(3/3)VLAN環境
こんにちは。
株式会社フーバーブレイン SE の香取です。
拠点内ネットワークが複数に分かれていることは良くあります。部門や建物のフロアによって等ネットワークを分割する形です。Cato Cloud は1拠点に複数ネットワークがある形にも対応します。
VLAN と ルーティングです。今回は VLAN を構築し拠点外(Cato Client)からアクセスをしてみます。
VLAN 設定
管理ポータルから Configuration / Sites /(拠点名)を選択します。Networks で拠点内のネットワークを設定できます。
2つの VLAN を追加してみました。
VLAN を設定すると、拠点の Socket の LAN ポートがトランクとなり、タグ VLAN が使える様になります。
Local IPというのは Socket の IP アドレスです。よって、通常は「VLAN ID:20 の端末にはデフォルトゲートウェイとして 10.10.20.1 を設定する」といった形となります。
検証環境の構築
せっかく ESXi を使用していますので、Photon OS を使う事にしました!
コンテナの展開に特化した Linux です。
スライドにある通り、モバイルからも ping が通り、検証環境が構築出来ました。今後はこの環境を用いたアプリケーションの利用、「SD-WAN だけではない、SASE の魅力」をお伝え出来ればと思います。
Cato Cloud PoC 用の環境設計やシナリオの作成支援など、ぜひお気軽にご相談ください。