【Geoguessr】ボラード総集編
Geoguessrのおかげで全世界に知られたと言っても過言ではない道端のボラードくんたちの総集編です。
今更感もありますが、全部覚えて国当てを完璧にこなしましょう。
11/02 リヒテンシュタインに対応しました
ヨーロッパ
スカンディナヴィア
スカンディナヴィアは似たり寄ったりで区別つかないのでボラードを気にしすぎない方がいいと思います。車道外側線などで区別しましょう。
次に紹介するバルト三国も似たようなボラードなのでより注意。
バルト三国
リトアニアは裏面と橙色の反射板が特徴的で、形状は次に紹介するドイツやスペインのものと非常によく似ています。
ラトビアは薄い板状、エストニアは円柱状になっていて区別可能ですが、デザイン自体は北欧のものとほぼ同じです。反射板は黄色いものも多いです。
交差点を中心に稀に見られるこのタイプのボラード?でもバルト三国を区別できます。上端が黒いのは共通で、黄色が上半分にのみ巻かれているのがラトビア、全体が黄色または白色で単色なのがエストニアです。
白黒系
次に紹介するものとよく似ていますが、円柱形はスイスとリヒテンシュタインに限定です。(11/02 リヒテンシュタインを追記)
これは青い反射板が横についている場合ドイツの可能性が高いです。
ドイツでは稀に反射板が黄色いものがあります。
北欧の島々
黄色系
一番目はあとで紹介するオランダのものの色違い。
二番目は遠目からだとデンマークのものと紛らわしいので注意。
小さな反射板が二枚付いているのが特徴です。
若干デザインが異なったり、薄い板であることもあります。
赤系
赤い反射材は脱色されたような色になっている場合があります。
セネガルなどアフリカの旧フランス領でも見られます。
ルーマニアではほとんどボラードは見られませんが、あるとしたらオランダやトルコのものに近いデザインで、木製のものが多いようです。
黒+赤系
イタリアの高速道路には反射板が黄色いものがあります。
上端から黒いのがアイデンティティです。
基本はオーストリアかスロベニアです。モンテネグロでもそこそこ見ますがセルビアではほとんど見ません。クロアチアでは激レアです。
反射板が黒い場合もありますが選択肢としては変わりません。
クロアチアで最も一般的なボラードであるとともに、東欧で最も一般的なデザインのボラードなので、役に立たないことも多いです。
この中では、ブルガリアでボラードを見ることは比較的稀です。
ひとつ前のものと非常によく似ていますが、上部の余白部分が長いものはハンガリーや北マケドニア等にしかないようです。
ハンガリーにはごくまれに青い反射板のものがあります。
デザインの細かな違いによらず、反射板が内側に寄っているのがセルビアやモンテネグロ固有のボラードの特徴になります。
この配色で円柱状のものは北マケドニアにしかありません。
反射板が短く正方形なのはギリシャか北マケドニアです。
デザインは多様ですが、比較的この二か国に固有のものが多いです。とにかく交差点にたくさん置かれているのが特徴です。
スノーポール
南北アメリカ
南北アメリカではボラードがある国がある程度限られてきます。
その代わりデザインが一意に定まらないことが多く、判別するのは容易ではありません。国ごとのTipsという感じで覚えましょう。
アメリカはいろいろなデザインがあって定まりません。
日本のものに似た円形の反射板が上端についていることが多いです。
板状で接地部が黒いのがアイデンティティです。
反射板はあったりなかったりですが、メキシコで見るボラードは基本的にすべてこの類型と思ってもあまり問題ないかと思います。
デザインは多様ですが二番目のものが最も多いです。
いずれも白地に赤が特徴で、はっきりとそれとわかるデザインが多いです。中南米でこういった形式であればほぼエクアドルに確定できます。
ペルーもボラードのデザインが場所によってまちまちですが、太い柱状で黄色の塗装がなされているものが多いです。石質のものもあります。
また、特にボリビアやチリではほとんどボラードを見ないので、ボラードの存在自体を手掛かりに推定することもできます。
アルゼンチンでボラードを見かけることは稀です。
あるとすれば例えばこのようなデザインのものが挙げられます。
ウルグアイでもいくつかの種類のボラードが使われています。
中でも表側が白色で裏側が黄色いものが特徴的です。
オセアニア
一番目のデザインは西オーストラリア州に多いイメージです。
二番目はトルコのボラードとほぼ同じですが、通行帯が違います。
ポーランドのボラードによく似ていますが、通行帯が違います。
白または黄色の反射板がついている関係で表裏逆に見えます。
アジア
国を確定できるものではありませんが、この黒い縞が入ったオベリスクのデザインはタイでもっとも一般的に使われています。
マレーシアではこの方式はあまり見かけません。
インドネシアでは山間部を中心にタイと同様のボラードが使われており、赤い反射板がついてイギリスのものに近い意匠になったものが散見されます。
形状自体はタイのものと同じですが、先端部分が赤色や茶色で着色されていて、白や黄色の反射板がつけられていることがあります。
これで世界の主要なボラードは全制覇(のはず)です。
同じデザインを複数の国で共通して使っているケースが多いので、実際区別するには結構な経験値が必要です。
ボラードが見えている場合は周囲のヒントと合わせて理詰めできることが少なくないので、絞り込みを意識して練習するといいかもしれません。