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【アーカイブ2019】希望を持てる大会に~滋賀大会延長戦1日目・高島/安曇川

2年連続の開幕ゲーム登場となった安曇川。3年生はたった1人、2年生も2人。年明けは3人で練習を積んできたが、苦境を救ったのは11人の1年生だった。

これで3年間は大丈夫…と思っていたら、一方で高島市内のもう1校・高島には、わずか4人しか1年生が入部しなかった。「毎年10人は来ていたのに…」。選手宣誓を務めた大岡尋主将も驚いていた。

「あの安曇川が」「高島が」と言うよりも、球児全体の数が減り続けている方が問題だ。全国では去年より1万人近くも減り、このペースだと14年後に球児はゼロ…

高校野球も101回目の大会を迎えた。県外・市外への流出を嘆く前に、未来の球児になる「はずの」小・中学生が高校野球に希望を持てる大会にしてほしい。

「高校野球は本当に楽しかった」。同級生ゼロでも安曇川で野球を続けてきた広谷聖弘主将の言葉を改めて伝えたい。【2019年7月7日掲載】

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