男女差や個々を気持ちを受け入れている人:岡田さん
人にはそれぞれ黒歴史があると思うのですが
そういう黒歴史って、ふと思い出して
うわぁあぁあぁあーーーーー!!!って、なりますよね?(突然だな)
その黒歴史の中で出会った方で、あぁあの人の言葉は今も覚えているな、という人がいます。
前振りが長くてすみませんがお付き合いいただけると嬉しいです!
私は一度転職している。
それはもともと「5年でこのプロジェクトは終わります」という状況での就職だったため
プロジェクトが終わる頃に退職は決まっていたからである。
そして、私は転職をした。
正社員だった、けれど新卒ではない。
その会社に寮はあったものの、新卒でなければ入れないという規則があり、引っ越したばかりだった私は片道一時間半以上かけて通勤していた。
これがまた、ものすごく混む電車で、私は何度具合が悪くなったかわからないし
一度本当に意識を失って倒れたことがある。
(あの時とっさに腕を掴んでくれたお姉さんがいたおかげで顔面がずるむけにならずに済んだんだと未だに感謝している。いつかお礼が言いたい…!名前も顔もわからないけど…!)
そんなわけで、もう出勤の時からくたくたではあった。
なのにある日、私と同じく中途採用の女性が寮生活だったと知る。
私より3ヶ月ほど早い入社で、年も私より上だった。
「えっ!?寮って新卒だけじゃなかったんですか!?」と聞くと、
「うん、でもどうしても寮に入りたいっていったら許可してもらえたの」といわれ、
私より早い入社なら前例があったのに、なぜ私には打診してくれなかったんだろう
その寮は会社から徒歩15分ほどである。
毎日満員電車でフラフラになりながら出社してフラフラでまた満員電車で帰宅。
通勤に3時間オーバー。
そんな状態の私にとってその情報は結構きついものがあった。
そして業務内容が、私はどちらかというとそれなりに器用にこなすタイプだったのにもかかわらず
その仕事内容が、まぁあわなかった。
医療系だったのでセンシティブな内容なのはもちろん承知だったのだけれど、だからこそ
白黒ハッキリさせないと自信が持てない私には本当に向いていなかった。
(イレギュラー性がある、熟練した目を持った上でのセンスが問われる)
「Aだと思います」
「うん、そうだね。普通ならAなんだけど、ほら、こういう傾向がみられるでしょ
この場合はBの可能性が残されているんだよ」
みたいな。
半年以上やってみて、
「あぁ、ダメだ、向いていない。自信がもてない。なのに人の命に関わるなんて。」
最初は分からなくて当たり前、それを確認するために熟練した人たちがいるんだから、と言われても
「この場合はね」が、日が浅い私からしたら
もうこじつけにも思えしまうくらい読み取れなかった。なんなら言われても「…そ、そうかなぁ…?」みたいな。
伝わりづらくてすみません笑
ちょっと特殊な仕事なので説明が難しくて…
数値化もできない、データでも分けられない、目視でしか判断できないのにその目視に自信が持てるまで10年はかかると言われた仕事でした。
片道1時間半はかかる通勤に疲労困憊。
そして仕事内容に自信はもてない。
何より私は、別にその仕事が好きではなかった。(みんながみんな好きなことを仕事に出来ると思えていなかった)
この仕事内容じゃどうしても自信持って仕事ができない。
辞める、ではなくてもいいから部署替えは出来ないかと打診してみたけれど、
もともと習得するのに長い時間がかかる内容だったのもあって「もう少し頑張ってみて」といわれてしまった。
私は性格上、「もう無理だ」と思うまで人に言えないので、上司に言った時点で結構限界ギリギリである。
上司からの返答に私は失望してしまい、もうどうでもいいやと思ってしまった。←黒歴史
今思い返しても、甘ったれているとは思う。
でもいまあの時に戻れたらどうしてた?といわれると
私は即退職していただろうな、と思う。苦笑
それくらい、今思い返してみても、「私に」向いていなかった。
あのまま続けていて、わかるようになったとしてもやりがいを感じれた自信も全くない。
仮に寮に住めていたら、もしかしたら5年は無理しながらも続けたかもしれないけど
やっぱりゆくゆくは無理になってただろうなと思う。
私は結局その会社を、結婚を機に退職するわけだけど(主人の転勤に帯同するため)
それを快く送り出してくれた男性社員がいました。
その人が、岡田さんでした。
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