カナダ滞在記④
こんばんは。今日もお疲れさまです。
私は一時間ほど前から原因不明の腹痛に襲われ、冷や汗をかきながらこの記事を書いています。(どうしても書きたかった)
冷え、のせいですかね??
さて、前回図書館へ行った後。
何か買い食いを経験してみたくて、Tim Hortonsに行きました。
Tim Hortons(ティム・ホートン)とは、日本のミスタードーナツのようなドーナツ屋さん。コンビニのようにどこにでもあります。
オールドファッション・グレーズドをゲット。カナダは日本より物価が高い中、ドーナツが1個100円台で手に入るのでとてもありがたいです。
帰ったらドーナツでティータイムするぞー!と、ワクワクしながら家路についた私。
スカイトレインのホームで二人組に声をかけられます。
「どこから来たの?留学生?」
「そうです!日本から来ました」
「そうなんだ!コートにカエデの葉っぱのマークがついててかわいいね、それカナダで買ったの?」
(私はカナダを意識して(?)LOGOSのコートを着ていました)
「残念ながら、日本から持ってきたんですよ笑笑」
初対面の人と会話を交わし、私の英語、伝わってるぞ・・・!と自分に酔いながら、カナダの人ってなんてフレンドリーなんだと感動していました。
しかし、おそらくこれは罠でした。
話は世間話で絶えることなく、さらに発展。
「私、無料で英語の先生やってるんだ!(もう一人の方を指して)この子にも英語を教えているの」
「あなたもどう?金曜日の夜、教会に来てくれたら、英語を教えるよ!」
ここで私は違和感に気が付きます。
(夜・・・? 教会・・・?? これ、なんか怪しいやつでは???)
しかし、無常にもここで電車が到着。私は、仕方なく二人組と一緒に電車に乗り込みます。
困った。明らかに怪しいのに、逃げられない!
そのとき、私は電車を間違えていることに気が付きました。
しかし、家までついてこられたらどうしよう、寄り道して撒けるほどの土地勘もないし・・・と葛藤し、切り出せずにいました。そのとき。
「大丈夫ですか?(日本語)」
なんと、おばあさんが日本語で話しかけてきてくれたのです。
「電車を間違えてしまって・・・」
「どこまで行きますか?行き先が近いから、一緒に行きましょう」
正直、このおばあさんのことをも一瞬疑ってしまいました。しかし、もう信じるしかない!と、次の駅でおばあさんとともに下車。二人組と別れることに成功しました!!
おばあさんは、正しい電車に乗り換えるまで一緒に来てくれました。
結果的に、そのおばあさんはとても親切な方でした。日本語が話せるのは、日系2世だからなんだとか。声をかけてくれたのは、電車を間違えてテンパっている私を見てなのか、怪しい話を持ち掛けられて困っていることに気づいてなのか・・・
後日現地でできた友達にその話をしたら、
「それ、宗教勧誘か最悪人身売買だぞ」
といわれて震えあがりました。
今思い返しても、あのおばあさんには感謝が止まりません。
午後4時頃家に帰ると、もう夕食が用意されていました。
ひとまず、帰り着いたことに一安心しながらドーナツを食べました。
2月の氷点下の気温の中、長い道のりを越えてくる間に、ドーナツは冷蔵庫に入れていたようにキンキンに冷えていました。それでも、自分の力で手に入れたドーナツは感動するほどおいしかったです。
ちなみに、これはその日の夕食です。
カレー2種盛り。2日連続のカレー。
慣れないクミンの味に少々戸惑いました。
とってもスパイスが効いていて、激辛ですがおいしかったです。
次回は、ランチをつくる朝活から始まります。
それではまた👋