Buddiesが日向坂46 Happy Magical Tour 2024@東京ドームDay1で感じたこと
6thぐらいまではそれなりに追っかけてて、今は四期生の何人か顔と名前が一致しないぐらい(すみません……)のレベルで日向坂46の東京ドームに参戦。
まず曲によってペンライトの色揃えたりっていうのはないんだ……というのが最初のカルチャーショックだった(途中で赤に揃える感じの曲はあった)。あと、曲と曲の間のつなぎがちょっと長いと感じるやメンバーが出て演技をしていても座りだす。というか、あの前半だけ出てきた間狂言は何だったんだろう。
隣が一生懸命コールするおひさまの方だったので、この曲でこういうコールが入るんだと勉強しながら鑑賞していたのだが、コールが固まってる曲、固まってない曲がある様子。超絶かわいい◯◯系のコールも偏りがあるかなぁといった印象。また、天空席だったので音の遅延というのもあるかもしれないが、曲中の見栄や煽りへのレスポンスがやや薄い感じ。これまでライブ映像を観てて、MCや煽りはうまいと思ってたので、オーディエンスもそれに呼応してる感じなのかなと思ってたのだけど。「ZOZOマリンまとめてかかってこい!」「ウォ〜!!!」みたいなのはあんまりないのかしら。
と、ネガティブなことばかり出てしまったが、ユニゾンで踊るところは櫻坂とは違うよさがあるなぁと思ったし、楽曲は高橋のセンター曲が特によかった。遠目でも髙橋の舞台映えぶりが一際目を惹いた(センターステージでのパフォーマンスが圧巻)。ついで山口、そして森本もよかった。彼女たちのパフォーマンスはもっと評価されてほしい(されているのならば重ねてすみません)。
四期生曲のときはコールもすごく盛り上がっていた。セットリストも含めて四期がパフォーマンスの要になっていて、『錆つかない剣を持て!』とともにドームのキャパシティにマッチしていたと思う。
これまで日向坂のライブ映像を観ていて、会場のキャパシティとセトリや演出、パフォーマンスが合っていないと感じることが度々あって、今回も演出的にはホールかアリーナクラスに合ったものだと思う。つまり演者と観客が近い空間でより映えるステージということだ。スタジアム級になるとそのような濃密さはある程度捨てて、スケール感を意識した演出が必要になってくると思う(その意味でアリーナからドームまで同じ演出を貫いた櫻坂の2nd TOURは異色だ)。メンバー自身はアリーナでもスタジアムでもおひさまとの距離感は変わらないという意識かもしれないが、会場のキャパが変わったら距離感も変えていかなければならない。髙橋や山口のパフォーマンスにはそれが見えたし、かつては渡邉美穂にもあったと思うのだ。
日向坂がブレイクスルーするためのポイントはこのあたりなのかな、と外野から眺めている。