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追記:Buddiesが日向坂46 Happy Magical Tour 2024@東京ドームDay1で感じたこと

「ひなあい」で東京ドーム公演の裏側密着を観ていて、円陣の前に演出から「〜行ってこい!」みたいな強い口調で指示されていたけど、あれは通常モードなんだろうか。指示内容は、立ち位置は決まっていても観客のノリ次第でフレキシブルに動いていいという現場に判断を委ねるものなのだと思うが、それを「行ってこい!」みたいな言い方にしてしまうと、結局そういう指示になってしまっているし、いわゆるダブルバインド状態にもなっている。それはメンバーのパフォーマンスにも影響を与えているはず。

前回の雑文で、日向坂のライブは会場のキャパシティとセトリや演出、パフォーマンスが合っていないと書いたけど、それは観客との距離感の問題といえる。「お客さんが来てほしそうだったら行ってこい!」というのは、結局距離感を物理的なものとしか捉えてないということなのだ(またはこの言い方の裏側に演出とメンバーたちに共通のもっと深い解釈があるのかもしれないが……)。東京ドームで観客との距離を物理的に縮めるなんてナンセンスだ。そして、櫻坂はこの感覚をいつの間にか身につけてるように思う。同じ場面で、櫻坂の演出(またはTAKAHIRO先生)はどんな言葉をかけているのだろうか。


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