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有馬記念 今年は3歳で決まる?近年高まる早熟傾向

今週は有馬記念。

有馬記念には良い思い出も悪い思い出もあるレース。

多分「帯」と言われるものを初めて接したのもこの有馬記念だった。

昔は簡単にはとれないレースだったくらい難しかった。

馬場回収後の中山は荒れないレースになり比較的フラットな感じの近年。

さすがに8枠に入ると死に枠だけど…7枠で長く脚を使える馬ならチャンスありだと個人的には思う。

そして近年最も分かりやすいのは「3歳馬」の参戦。

去年は天皇賞・秋を勝利した🐴エフフォーリアが斤量の恩恵を受けて勝利。

分かりやすいのは近年の傾向として早熟タイプの3歳馬である「ノーザンファーム」育成馬が馬券に絡みやすい。

となると今回の参戦する3歳馬はノーザン2頭社台1頭。

社台ファームの3歳馬は苦戦傾向であるものの、ノーザンファームの3歳馬は期待が出来る。

2019年 2・3着はノーザンファーム
この時はリスグラシューとサートゥルナーリアのワイド的中

今回の出走馬で注目なのはノーザンファームの🐴イクイノックスと社台ファームの🐴ボルドグフーシュに注目。

中山での古馬との斤量差は2キロ。

これが1キロになったら近年の3歳馬の活躍はない。

この2キロの斤量差が中山2500mという距離にかなりのプラス。

ただ有利性をレースを活かすには実はある条件がある。

それは…2000mで必要な瞬発力と3000mで長く早く使える脚が必要。

今回参戦してきた3歳馬は「条件を満たしている」馬なんです。

例えば昨年の🐴エフフォーリアは皐月賞と天皇賞・秋を勝利し有馬記念制覇。

2020年は該当なし。
2019年は2着サートゥルナーリア(皐月賞ノーザンファーム)3着ワールドプレミア(菊花賞最速ノーザンファーム)。
2018年1着ブラストワンピース(菊花賞上がり2位4着ノーザンファーム)。
他にもサトノダイヤモンド(菊花賞1着最速ノーザンファーム)キタサンブラック(菊花賞1着最速上がり3着)など馬場改修後に3歳有利な馬場設定になっている。

昨年は🐴タイトルホルダーが期待されていたが死に枠8枠。

今回期待出来るのが皐月賞2着天皇賞・秋1着の🐴イクイノックスと菊花賞最速上がり2着の🐴ボルドグフーシュ。

条件に当てはまるのがこの2頭なのだ。

今回気になるのは🐴ボルドグフーシュが乗り変わること。

来年で引退を決めた福永騎手騎乗。

あまり有馬記念では結果を残せていない騎手だけに馬主の問題で吉田隼人騎手から乗り替わるのはあまりプラスとは言えない。

となると…非根幹距離は向いてないけど継続騎乗のルメール騎手の🐴イクイノックスが今のところ本命。

気になるのは馬主の意向が働くシルクレーシングだと言うこと。

過去にはブラストワンピースを勝利させているが、あの名馬アーモンドアイを強引に参戦させた経緯がある。

今週のキーポイントはまさに「調整」具合。

最近のルメール騎手は前に行けないのは成績通り。

日本の競馬に慣れてくるとミルコ・デムーロのように出遅れが多くなる。

これは恐らく欧州とは違うスタートが問題であり、あの凄いルメール騎手でも今年は先行出来ない。

ただルメール騎手にはある規則性がある。

明日か明後日にルメール騎手特集を組むつもりです。

今週は有馬記念ウィーク。

今週は必ず当てて有終の美を飾りたい。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

キャットホース三世

ご縁に感謝。