勇気を出して
社会的に置かれた立場も様々。老若男女、価値観も多様。
人々は孤立化しコミュニケーションは難しくなり相互不信も進み誰もが保身に汲々(きゅうきゅう)とする。
このような社会でどのように生きがいを持って日々を過ごすことができるだろうか。
今は何よりも「勇気」が必要とされている、と思う。
内村鑑三は著書『後世への最大遺物』で勇ましい高尚なる生涯こそが何人(なんぴと)にも可能な後世への最大遺物であると言った。
朝、一日のはじめ一日の労苦に立ち向かい己を奮い立たせる勇気。
あるいは週のはじめ向こう一週間をおそれず怯(ひる)まず乗り切らんとする勇気。
勇気を出して生きること
キリスト者にとって勇気は救世主イエス・キリストの勇気に他ならない。
勇気はキリストから来る
勇気の源は十字架と復活の福音
神と人とに仕える勇気。
『あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。』
(ヨハネ16:33)