ご飯を食べながら外を見てた
今日は雨だ。
どこかをつたう滴り落ちる水と、空から落ちる水
同じ水なのに合わさることで大きな雫になる。
落ちる場所も同じ
違うのは、2人か1人かみたいなれそんな違いだけ
落ちると大きな水しぶきをあげる
落ちるとそこそこな水を弾く
それは多数と少数の力の差だった
石が削られるほどの水はきっと滴り落ちるほう
大勢で時間をかけて、大きくなって、何度も何度も落ちていく
食べない彩りの緑
見た目によってどれぐらい食欲は変化する?
大事に大事に取っておいた苺
食べないミント
ミントが乗ってるかどうかなんて気にしないから、ミントなんてなくてもいいのに、とも思った
でもミントにもミントの人生があるのかもしれない
ミントはミントなりに、自分の一生を、他者を輝かせることによって、誇らしく思っているかもしれない
なんなら、ミントはミント自身がメインだとすら思っているのかもしれない
彩りのミントと、食用の苺
価値があるように感じるのは苺
彩りも味も申し分ない
じゃあ、なぜ、世の中から彩りのミントは消えないの?
ミントが大好物なんて人出会ったことない
ミントミント言ってる人にも出会わない
どちらかと言うと、ミントを避けて食べない人の方が多い
なのに、ミントはずっと、生まれた時から食べ物の彩りとして、生きてる
意味がわからない。
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