そんな存在に。
今日、夫が帰宅してすぐに
「Hさんから電話あったんだ。余命3ヶ月〜1年と予告されたって」
Hさんは関東でバリバリ仕事をされて、晩年福島が気に入り、里山暮らしをしていたんだけど、コロナの時に「報道されているものと事実は違うんだよ」とレポートを書いてラビーダに持ってきてくれたお客様である。
白髪の品の良い紳士で、いつも柔らかな面持ちの奥様とご一緒に仲良くご来店。
その話ぶりと内容から、博識で研究熱心、情熱のある方とお見受けしていた。
夫の接客は「普通」と違う。
「普通」って何か?って話なんだけど、、、
家具屋さんに「余命宣告受けて」って、普通電話します???
しないんですよ、普通。
でも、ふと自分の命が終わるかもしれない時に、「会いたい」と思わせる人なのだ。これが初めてではなく、これまでも大切な電話をくれる方々がいたのを見てきた。
そうやって「人生」に関わってきた。
彼がお勧めするのは「人生のパートナー」である家具。
だから、お客様にとっては「パートナー」を得た家具屋であり、多分「親戚」感覚。それが電話をして「また会いたいね」と言わせるのであろう。
「人生」を語れる場所。
「人生」を振り返れる場所。
「人生」を味わう場所。
それがラビーダなんだな〜って、LaVida(英語でいうLife)だからそのまんまの意味なんだけど、
『暮らしが変われば人生が変わる 家具が変われば明日が変わる』はずーーーっと昔から脈々とここラビーダに、そして私たちラビーダスタッフに染み込んでいるんだな〜と思った今日の夕暮れだった。
なんか、書き留めておきたかった。
ありがとう、Hさん。