2022年振り返り
簡単に今年のトピックを振り返り。
1. お仕事動向
年始から正社員からフリーランスへ。前職で得た考え方と知識を活かしつつ自身の方向性が絞れた良い一年だった。
2022/1-3
Web 系ベンチャーにデータサイエンティストとして参画
Notebook で集計/可視化したり構成図を書き直したりと多少エンジニアリングしたがデータ収集 PJ の PL がメイン
組織で一人目の DS かつビジネス部門付きということでなかなか難しい立場。部門長や技術部門のメンバーの協力に救われた
正社員の話を頂いたが組織的に思うところあり、また、当時の家族のコンディションも芳しくなかったので長期就労は厳しいと判断、お断り
2022/4
前半は自分のパーソナリティと特性を振り返りつつ案件探し。良いエージェントと担当者に巡り会えたのが良かった
後半はインプット。漠然とした不安のなか GCP の情報を集めてた記憶
2022/5-
某企業のデータ基盤 PJ の PMO として参画
基盤構築チーム側のフロント。技術調査、アーキテクトっぽい業務、ドキュメンテーションのアプローチ策定など。ひと月後に入社された社員さんの下についてデータマネージャーも兼務
業界的にはブラックなイメージが強くて受けるかどうか迷ったが、穏やかでスキルセットの高い人ばかりで良い判断だった。夏からはスクラム開発に移行、チームも安定。やっぱ人だわ。
テストフェーズでは詳細設計から実装まで一貫してできたのが良かった。データ系職種はマネジメント層も最低限のエンジニアリングスキルは必須だなと改めて
2. 役に立った書籍
今年実務で役に立った書籍3選
実践的データ基盤への処方箋
そのまま利用できる知見がたっぷり。比較的小さなビジネスドメインでデータ基盤作るのであればそのまま使える考え方も多い。
エンプラ企業でベスプラ的に利用は難しいことも (どの技術書にも言えることだし、著者の方々もそれを理解して書いてる)
データエンジニアに馴染みある要素ばかりなので、輪読会などを通して組織内で議論できると強い。(今の現場でやっててめちゃくちゃ勉強になってる)
エンジニア組織論への招待
PL 的な動きが増えたので改めて読み直し
見える不確実性の範囲が技術に寄ってしまう傾向にあるので自身のチューニングに利用
今期は以下の徹底が効いた (社会人一年目かという内容だけど)
不確実性を技術とビジネスに振り分けてから考える
とにかくテキストに残して定期的に構造化する
自分の専門領域 (と思われてるもの) でも分からんことは分からんと言う
エンジニアリングマネージャーのしごと
微視的になりがちなので視座を高めるために購入。上記書籍の補足として
結局すべては人が大事、人と人をつなぐコミュニケーションが大事、としこたま書いてある。何でも慣れてくると個別最適しがちなので折に触れて読み返すのも良さそう。
EM にはもちろんだがエンジニアなりたての人にこそおすすめしたい。自分の思うように仕事したければ真摯にコミュニケーション取るしかない。
3. これからちゃんと読みたい書籍
積読の中でも優先的に読みたい本
大規模データ管理
エンプラ企業でのデータエンジニアリングやデータマネージメントについての勘所が整理されてる
大手のやらかしは世に共有されにくい。これをイメージしやすくなる内容になっていて貴重
DMBOK ver2 日本語版
日本語訳が再販されたので購入、詰まったときの辞書代わりに利用中
メタデータとガバナンスについてはちゃんと頭に入れたい
4. 音楽
最近きいてるもの
仕事中は Rei Harakami の Lust か JB の In the Jungle Groove ばっかり
ジャズはコンテンポラリー聞かなくなった (いいのあったら教えてほしい)。Hank Modley とか Wynton Kelly あたりのごりごりハードバップ系多し
サカナクションの根暗さでしか摂取できない栄養素がある
演奏活動
上達してないので昼錬再開。Stick Control こんなにできなかったっけ
柏 Nardis での月イチジャムセッションホスト継続 (14年目?)
5. その他
健康
通勤なくなったので体力が落ちてる。今の所は休憩中の散歩でなんとかなってるがガタが来る前に何かしら習慣化しておきたい。
キャンプ
泊まり x 1、デイキャンプ x 4
準備面倒だけど来年も今年くらいの頻度で行きたい