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GPT-3の公式プロンプトサンプル活用事例【Podcast 文字起こし】

※この文章は2022年11月に収録されたPodcastの書き起こしです。
古川:株式会社デジタルレシピCTO兼Catchy開発者
柴田:Catchyプロンプトエンジニア

GPT3のAI公式サンプルについて


古川:Catchyが使っているGPT3っていうAIのモデルの公式サンプルとかを見てみると、たとえば「SF小説家を採用する面接をしなきゃいけない」として、面接したいんだけどもそもそも面接何聞いていいかわからないから、その面接の質問内容を作ってくれ!みたいな指示をGPT3に出すとその面接の質問案みたいなものを出してくれるとか、なにかそういうサンプルがいくつかあると思うんですけど、柴田さんの知ってる中でなにか気になったものとか面白かったなとか思ったものって何かありますか?

柴田:そうですね・・・。今ひとつ、ぱっと思いついたのは、なんかこういうテキストに合致する絵文字はなんですか?みたいな、絵文字がポンポンと出てくるみたいなやつとかはちょっと面白いなとは思いましたね。
たとえば僕今インドにいるんで、インドといえばどんな絵文字がありますか?っていうとインドに関する絵文字がポンポンとでてくるみたいなこともできる。
あとはチャットボットとかで活用されたりとかはするんですけど、事前にこっちで会話を作ってあげたりするんですよね。
たとえばAさんがなにか言うBさんがなにか言う、そしたら次にAさんがなにを言うかっていうところを空っぽにしといてあげると、AIがAさんのセリフをどんどん作ってくれるとか面白いなと思います。
あともうひとつ面白いのはAIに人格を与えてあげるとその人格に沿って話してくれるんですよね。
さっき話した会話の延長線上で言うと、例えばAさんをたとえばホテルの従業員として会話をさせるとすごい丁寧なことを言ってくれたりとか、逆にBさんをたとえば先生とかに設定すると今度は先生みたいな口調で話してくれたりっていう感じで、自然に人格を宿らさせてくれるというか。
それで口調も変わったりするので、その辺は面白いなとは思いますね。


古川:なるほど、ありがとうございます。
最初の絵文字の話になるんですけど、他のサンプルだとテキストからたとえばカラーコードを出すとか、画像AIであればテキストというイメージ、つまりテキストから画像を作るっていうものがすごい面白いっていうふうに言われてますね。
Catchyの場合だとテキストtoテキストですよね。
短い文章を入れて、長い文章を作ったり逆に長い文章を入れて、そこから要約した短い文章を作ったりっていうようなものだと思うんですけど、なにかプロンプトエンジニアとしての柴田さんとしては、なにからなにに変換するみたいなものがワクワクするというか、実現できるかわからなくても、これからこれできたらいいな〜みたいなものがコンセプトベースでも全然いいんですけど、もしあれば教えていただきたいなと思います。

未来はテキストto 〇〇・・・?

柴田:なるほど僕の場合はですね、テキストtoコードって言ったらいいんですかね。
テキストで指示すると、プログラミングの言語でいろいろ書いてくれるみたいな。
言語も指定するとその言語で書いてくれるみたいな。
実際にGitHubだったりとかプログラミング系のサービスで、コーディングの補助ツールみたいな形でAIが応用されてたりはすると思うんですけど、まだ結構なんだろうな、完全にテキストだけで0から1でプログラミングのコードを書いてくれるっていうところはまだそこまでには達してないからそれができてくると面白いのかなって思いますね。


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