#43 SoundCloudがAI音楽キュレーション企業を買収 / 注目ラッパーを紹介する名物企画「XXL Freshman Class」の2022年版が発表 ほか
「CATCH WHAT'S NEXT」はシンガーソングライター、音楽プロデューサーとして活動しているYonYonと音楽ブロガー、HIPHOPライターのアボかどが 話題のテックニュースから最新ガジェット情報、音楽ニュース、HIPHOPスラングなどの豆知識まで、 普通のニュースプログラムでは聴けないカルチャーニュースを毎週月曜日、水曜日、金曜日の朝にリスナー目線で分かり易く解説していくPODCASTです。
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6月20日の「CATCH WHAT'S NEXT」で取り上げたトピックは以下の3つです。
SoundCloudがAI音楽キュレーション企業を買収
音楽プラットフォームのSoundCloudがこのほど、「さらなる音楽発見能力の向上」のためにシンガポールのAI音楽キュレーション企業「Musiio」を買収したことが報じられました。
Musiioは、2018年に元ユニバーサル・ミュージックのストリーミング担当エグゼクティブのヘイゼル・サヴェージさんとシステムエンジニアのアロン・ペッターソンさんが設立した音楽スタートアップ企業。同社が制作するAIは、膨大な数の音楽を聴き、機械学習することで音楽の特徴やパターンを特定し、リスナーが次に聴きたくなる曲を予測できるのが特徴です。
買収の条件は明らかになっていませんが、SoundCloudはMusiioがSoundCloudの音楽発見体験の核となり、「誰よりも早く才能とトレンドを見極めるのに役立つ」と話しています。
Jay-ZがTwitterの共同創設者と共に暗号通貨の教育プログラムに資金提供
Jay-Zが6月9日、久々にTwitterに登場。Twitterの共同創設者のジャック・ドージーさんと共に取り組む新たなプロジェクトを発表しました。
今回Jay-Zが発表したのは、ビットコインと暗号通貨について教えるためのプログラム「ザ・ビットコイン・アカデミー」への資金提供です。同プログラムは現在、Jay-Zが住む旧マーシープロジェクツ地区の住民にのみ提供されていますが、将来的には他の地区にも拡大される予定となっています。
プログラム参加者は、モバイルワイファイルーターと一年間の限定データプラン、さらに必要に応じてスマートフォンを受け取ることができます。また、マーシー地区に住む5歳から17歳の子どもやティーンエイジャーを対象にした「クリプト・キッズ・キャンプ」も開催される予定です。
注目ラッパーを紹介する名物企画「XXL Freshman Class」の2022年版が発表
アメリカのヒップホップメディア「XXL」は6月14日、注目の新進ラッパーを選出する毎年恒例の名物企画「XXL Freshman Class」の2022年版を発表しました。
XXL Freshman Classは2007年にスタートし、今年で15周年の節目となります。これまでにKendrick LamarやFreddie Gibbs、Denzel Curryなどが選出されており、あわせて公開されるサイファー映像は毎年大きな話題を集めています。
今年はTop Dawg Entertainmentの新人のDoechiiやTravis Scott率いるCactus Jackが送り出すSoFaygo、一般投票枠で選ばれたBabyTronなど12人が選出されました。
今回の解説
メンターのアボかどがリスナー目線でわかりやすく解説。
今回はXXL Freshman Classについてです。アボかどが注目ラッパーとして挙げたBabyface Rayについては、以前レビューも書いているのであわせて是非。
PODCASTはこちらから⇩
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