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Weekly Pick Up! 2021.12.3

1.自動運転車で問診 神奈川で「ヘルスケアMaaS」実験
湘南ヘルスイノベーションパークと三菱商事、マクニカらは自動運転バスを活用したヘルスケアMaaSの実証実験を行うことを発表しました。この実証実験では、医療機関への移動中に自動運転車両の中で受診手続き、バイタルサインの計測やデジタル問診等を行えるプログラムを実施し、将来的な地域住民の自宅と医療機関の容易なアクセス、医療機関によるスムーズな診察や待ち時間の削減等の実現が可能になるか検証するものです。
ヘルスケア✖️MaaSという軸では、長野県伊那市とMONET Technologies、フィリップスの実証実験が有名で、今年4月にモバイルクリニック事業として正式に実装されました。それに続く事例となるでしょうか?

2.【中国】デリバリー配達員100人が寝たきり顧客の食事の世話をする
フードデリバリーが広く普及した中国において配達のプロセスは最適化され、いかに効率的に多くの件数を処理したのかで配達員の評価(収入)が決まると言われています。その中で、ピーク時に注文を受けずに寝たきりのお客さんのお世話をする配達員が話題を集めています。
日本でもヤクルトレディーが一人暮らしの高齢者の見守りをしていることが知られていますが、その発展とも言える事例かもしれません。

3.「クラシルデリバリー」を開始 最短30分で配達
レシピ動画サービス「kurashiru」を運営するdelyは、グロサリーデリバリーサービス「クラシルデリバリー」の提供を開始したことを発表しました。サービスの特徴は以下の4点で、まずは東京都内3区(港区・渋谷区・中央区)で実施されるとのことです。
 1.注文から最短30分で配達
 2.いつも利用するスーパーから配達するので安心・安全の品質
 3.豊富な品揃え:店頭にある商品をほぼ全て掲載
 4.リアルタイムに配送状況を通知

グローサリーデリバリーでは、中国のアリババ系列のスーパーマーケット”フーマーフレッシュ”が店舗から3km圏内は注文後30分以内に配達するサービスを確立していますが、日本でも同様のサービスが発展するのか要注目です。
また、フーマーフレッシュのようにスーパー側からデリバリーサービスを提供する企業が現れるでしょうか?


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