どこまでが作品か
先日、奈良のゲストハウス奥で、「二十一世紀百人一首」の上映会が行われました。ゲストハウスのオーナーや滞在中の方、近所にお住いの親子、作品に登場された方などが集まり、上映が終わると、畳の空間の中で、ぽつりぽつりと会話が始まりました。
主催者の川口景子さんは、「今まで上映してたけど、上映中にはじめて笑いが起こった」「作者の奥田くんから新しい言葉が生まれていて驚いている」と言います。
私たちは、作品を完成したものだと思っている。
確かに、映画館で見る作品は、どこで見ても同じ物語のようです。
今回、奈良や大阪それぞれ小さな場で上映会を続けていますが
与えられた場ではなく、一から企画してどこかに集まるということは、一見とても不便なこと。
だけど、集まるという場が持つチカラ、そして作品に立ち会った人が呼応したくなる何かが、あるのかもしれません。
29日の上映会まで、少しずつ書いていこうと思います。
「二十一世紀百人一首」上映会@enocoの詳細はこちらhttps://www.facebook.com/events/388631925284200/