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わかって欲しい、ならストレートに

塾をさぼった男の子がお父さんに叱られていた。
「サボるなら塾辞めろ。1ヶ月」と言われ
号泣しながら、嫌だと訴えている。
小学生1・2年生くらいかな。
この子は将来、空気が読める世渡り上手になるんだろうな。

小学生の頃、空を見るのが好きで、窓から外を見ていた。
「そんなに好きなら外に出て見なさい」と教師から言われ、
すぐに飛び出て昇降口で空を見ていたら、呼び戻され怒られた。
教師が何を怒っているのか、当時の私は理解できなかった。
そして今も、思ってもないことを言う人に苦手意識がある。

やりたくないことをやらなくていい、と言われれば普通子供は大喜びだ。
やらなくていい ≒ そこまで言うほど怒っている と、
子供に推測させようというのは、甘えがすぎてはいないのかな。
辞めさせるつもりなら、1か月なんて期間を区切るわけないだろうし。

誰かの婉曲な甘えを察して、受け止め、適切な反応をする。
その訓練をするうちに思ってもないことを言うのが甘えることだと
学習するのかな。受け取る相手も同じ思いではない気がするけど。

誰かに気持ちを受け止めてもらえる・わかってもらえるとうれしい。
その可能性を高めるためには、ストレートに伝えることが大切、
という人間関係の超基礎の基礎に、今頃気づく。






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