キロちゃんと私②おしゃれになりたい

今回は【おしゃれ】についてです。

あなたの好きな猫や動物が突然、『おしゃれしてみたい』と言われたらどうしますか。私はとことんおしゃれになるための手伝いをしたいです。あなたのおしゃれとは誰かを傷つけたり、蔑んだりしないと成り立たないものですか？僕はそれはおしゃれとは言わないと思います。

このエッセイを読んだ上で感想や何か言いたい事等あればコメント頂けるととても幸せです。

私はキロ

おばあちゃんと一緒に暮らしてる

おばあちゃんは色んな人間の服を洗ったりする

服のしわを伸ばしたりする

だから

私はたくさんの人間の服を見てきた

その中で私の事を好きなあの子の服を見ると

どこか惹かれる

好みかもしれないと　　

それからは

あの女の子に会うのが楽しみだし

あの子の服を着てみたいと思う事が増えた

おばあちゃんが言ってた

色んな服を着て楽しむことを

『おしゃれ』って呼ぶんだよと

私もおしゃれをしてみたいと思った

Tシャツを着てみたいし

『スニーカー』っていう靴を履いてみたい

雨の日は『長靴』っていう雨に濡れない靴を履いてみたい

おしゃれに関しては

女の子とか男の子の服とか

そんな難しいことは分からないし

私の服の好みが人間から見て

『おしゃれ』なのかはわからない

だけど

好きな服を着て楽しむことが

『おしゃれ』なら私にもできる

どんな人間にもできるよね

だから

誰かをおしゃれじゃないときめるつけることはできないし

そんな事をする必要もない

私は人間の『おしゃれ』は分からないけど

私たち猫にもおしゃれをする権利はある

人生で一度でいいから

私も『おしゃれ』をしてあの子に見せたい

またあの子に会うのが楽しみ

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