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世界一おいしいクッキー🍪
私は誰かの手作りのクッキーがいっっちばん好きで。
本当に格別な美味しさがあると思っている。
10月31日は、
私の中で忘れられない1日になった。
約3年半働いた給食の仕事が最後の日だった。
仕事を覚えるまでは本当に泣きべそかいてたけど、
覚えてからは、本当に毎日が楽しくて楽しくて、
とても貴重な時間の中にいるな、と思っていた。
体を動かすことってこんなに気持ちいいんだ!
って事に自分が気付けるとも思っていなかったし、
みんなでわいわい給食を食べる時間も幸せだったし、
20歳近く離れた私に、友達のように接してくださる皆さんの優しさに包まれて、
のびのび自由に輝く自分がいた。
思い出すどの瞬間も愛おしい。
そんな、私にとって最高の居場所だったけど、
それでも転機はやってくるのだな。
そして新しい事に挑戦する勇気も、
また皆さんから頂いたものだ。
東京に出てきて、初めて働いた場所で、
これだけたくさんの愛をいただいて、
皆さんとの時間が力になってまた新しい一歩が踏み出せるんだなぁ、とつくづく感慨深かった。
それでもやっぱりこの職場を離れると決めてからの10月は情緒が不安定だった。
新しいことに挑戦する不安と、
親しみ慣れた職場を離れる寂しさと。
言葉では表せないいろんな感情がごちゃ混ぜになった。バラバラになってしまいそうな自分がいて、
細い糸で繋ぎ合わせてるような感覚があった。
それでもそんな10月の一番最後の日は、
ものすごく輝いた1日だった。
写真は、そんな仲間の姉さんに焼いてもらったクッキー。
私は姉さんのクッキーが大好きで、
最後に頂いたこのクッキーはまた特別美味しかった。
涙が出るほどに。
添えられていた手紙には、
どんな場所でも輝けるよ、と書いてあった。
不安な事や、足りない事ばかりに頭を持っていかれがちだけど、
この3年半の時間はまるで宝箱のようで、
何度も立ち止まりながら、
その度にこの宝箱をそっと開けて、
元気をもらってまた少しづつ進んで行けたらいいな。
本当にありがとうございました。
私の宝物たち。