シマシマ隊まとめ②

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まず、お店としてこのような報告をあげました。

やはり、5頭も白血病陽性の子を保護した事で、自分の家の子への二次感染を不安に思う方も多いはず。

その上で、今後この子達をどうするか
明確にすることで、お店として腹を括って
シマシマ隊と向き合う事となりました。

スタッフの家に完全隔離をした上で、陰転を目指す。

第一段階、まずは生かす事。

白血病は幼少期の致死率が高い病気としても有名です。

やはり、どんなに手当てをしても
印象としては抗生剤の効きが悪く、健康な子猫ならすぐ回復してくるはずの風邪が抜けきりません。

今まで薬を使った事がない子猫なら、このぐらいの目の腫れは内服と目薬、軟膏で2-3日で回復してしまう事が多いのですが…。

そんな風邪の治療をしながら、並行して白血病陰転治療も、治療計画に沿って行っていきます。

提案された治療計画は2つ

①五日間連続投与、その後週に1回を4回、再検査

②週一投与、一ヶ月後再検査

まだ陰転も望める子猫な事、現状風邪がひどく
投与(注射)するインターフェロンには免疫をあげる効果もある事から、風邪にも良いだろうという事で①のスケジュールで治療をする事になりました。


たくさんの人が、シマシマ隊に治療費を持ってきてくれたり、いつもより長くお店を利用してくれたり、ご飯や栄養剤をくれたりしました。

卒業生の里親さん達が絵馬をかいてくれたり…

しかし、一頭ずつ、食事を取らなくなっていってしまいます。

はじめに食べなくなったのは茶トラくんでした。
今まで一番食べていたのが、ピタリと止まり…

インターフェロンを打ちながら、診察もして貰った所、咽頭に酷い腫れがあるとの事
液体を飲み込むのすら嫌がります。

抗生剤と、消炎剤、ビタミン剤などの注射も一緒に毎朝打ってもらう事となりました。

残りの子は食べるのが、希望…。

しかし、次の日の朝には
更に二匹食べなくなります。

夜の段階で、茶トラ君だけ隔離していたら…と今でも悔やみます。

しかし、完全隔離出来る部屋は限られ、ケージなどの用品もそう多くはありません。
しかも、この子達に使ったものは白血病感染予防のために全廃棄…。

つまるところ、全ては白血病じゃなかったら、もっと何かできたんじゃないか、に集約します。

多くの看病してきた保護活動者の人がそうだったように、私達も白血病を恨む…。

白血病を増やしてはいけない。
苦しむ子猫達をみて思います。

猫を外に出してる人、外に出していたら
白血病にかかる可能性があります。

更に、その猫が子猫を産めばこうなります。

完全室内飼育、避妊去勢は猫のためを思えば必須です。

風邪が進行し、鼻詰まり、喉の腫れ、目の腫れ、目の癒着と苦しい状況が続くシマシマ隊

インターフェロンの連続投与が終わり、風邪の治療は早朝からやっている病院に転院します。


お店の開店までに、強制給餌を終え、シャワーを浴び、自身を消毒して出勤するのに間に合わせる為です。(この病院はインターフェロンを置いてない)

うちの200頭あまりの保護猫の殆どを診てきた先生も、今までで一番状態が酷いと言います。

先生、これは風邪のせいですか?白血病のせいですか?

白血病のせいで、免疫が作用してないのかもしれない、免疫が低いのも、一因にあると。

まるで、インフルエンザの様な風邪
先生は、この症状をインフルエンザと呼びました。(例えなので猫にもあるかはわかりません)

白血病に関わらず、普通の猫もかかる事がある
大人の猫でも一ヶ月飲まず食わずになり、体力が持たなくなる事もある、なので、室内飼育でも毎年のワクチンは必要なのよと、そんなお話も聞きました。

色んな人から、シマシマ隊へといただくご飯、栄養剤、サプリ、治療費、Amazonギフト券など

皆さんからの応援、有り難かったです。

通院や給餌に勤しむ中の人たちにも(ご馳走様でした!)

少しずつ、食べたり食べなかったり…一進一退。

連続投与が終わった後も、連日通院から抜け出せないシマシマ隊

ついに、今までやった事のない自宅点滴(補液)の指示が出たのでした。

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