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宇宙世紀ターザン

あらすじ
「ハァハァハァハァ」
「止まれ。止まらないか」
銃を構えた兵士数人が、赤ん坊を
抱えた白衣の女性を追いかける。
1人の兵士が銃を構えようとするが「撃つな」と制止するリーダーらしき男
真っ白な廊下を走り続けると広い場所に出る、白衣の女性は1人乗り用の小型脱出ポットに急いで駆け寄ると、赤ん坊を乗せ扉を閉め、発進ボタンを叩く。

格納庫のシャッターが開くと、小型脱出ポットがスライドしていき宇宙へ放り出される。シャッターがゆっくりと閉まっていく、
数秒遅れて兵士達がやってくると、一斉に
銃を構えてにじり寄る。
「博士、あの子はどうしました」
無表情で言う。
「残念ね。あの子はもういないわ」
目の鼻の先まで近づくと、男は女の顔を平手打ち、その勢いで床に倒れる。

「おい、この女を連れて行け」

男が命令すると倒れた女を無理矢理、起こさせ連行していく。

その頃、発進された小型ポットは宇宙を彷徨っていた。何もない漆黒の空間を。

その時「惑星を発見、惑星を発見、着陸モードにはいります」と機械の声で知らせる。
小型ポットはスピードをあげて、大気圏に
突入する。





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