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国立新美術館に行きました。

「第23回日本・フランス現代美術世界展」という展覧会を見てきましたよ。

なんとなんとこちらの展覧会に、インスタで仲良くしていただいている日登美さんという猫絵の作家さんが、なんと招待作家として作品を出品されているのです。

↓こちらが日登美さんの作品。

日登美さんの描く猫はもちろんかわいいのですが、花の絵がまたすばらしくて!この作品は様々な視点のモチーフが融合されてて面白いです。


こちらから下は作家さんの名前をうっかりチェックしていないのですが、今描いている自分の作品のサイズと似たもので世界観や作品の構成が面白いなぁと思ったもの。

自分が描こうとしているサイズに近い画面をどう構成しているのか、どこまで描きこんでいるのか、またテクスチャが面白い作品は寄って見てきましたw

隅々まで気を抜かずに仕上げられたファンタジーな作品。この集中力、見習わなくては!


まるで絵本のような作品。主題である狼?馬?と女の子の斜めの姿勢を強調するように入った、背景の垂直のカラフルな表現が素敵。


こちらはテンペラと油絵をミックスした作品。細密な描写とモチーフ選びのセンスが素晴らしい。



抽象画?大胆に描いているようでいて寄って見るとすごく細かな書き込みがしてあって、見入ってしまった不思議な作品。


出口付近の天井に猫ちゃんのモビール。


ついつい猫モチーフのご紹介ばかりになりましたが、他にも様々なモチーフを描いた作品が山盛りでしたよ。

日本人の作家さんがかなり出展されていましたので、舞いなどの和をモチーフにした作品もたくさんありました。

モチーフから描き方から昔ながらの香りがする油絵があると思えば、「うわー、このグラデーションどうやって描いたのー!?すごーい!」と思ったらCGだったりして、「ああ💦」ってなったり、なかなかに懐が広い面白い展覧会でした。



作品を作っている時に自分からのアウトプットだけでは結構オーバーヒートしちゃうので、こうやって展示を見るのは良いインプットになります。


ちなみに今日、意識して見たのはテクスチャーだったんですよね。

というのも、先だっての現童セミナー展でお話させていただいた作家さんたちは結構テクスチャーを作りこむ方たちで、テクスチャー作りのノウハウを「ほうほう、なるほど」と聞いていたのですが、いざテクスチャーを自分の作品に落とし込んで果たして馴染むのか?というのが今凄く悩んでいるところなのです。(悩みつつ、試してはみたくてテクスチャー用のメディウムは買ってはいるのですが)

小さい作品で試してみるかなぁ~・・・

まぁ、一番問題なのは時間が無いところなんですけどねえ・・・💦


ヘッダ画像はお魚の粕漬がおいしい「鈴波」の鈴波定食ですw
ミッドタウンに入ってまして、ムッチャ美味しくて大好き。
鈴波で腹ごしらえしてから展覧会に行きました。

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