東海ステークス 2022 過去8年風向き&ラップデータ

東海ステークス2022の予想用・過去8年風向き&ラップデータ


風向き傾向

 まずは風向きから見ていきたい。過去8年(京都代替開催時と中京競馬場改修前は除く)で見て、やはり中京らしく北西方面からが多いなという印象が強い。西北西~北北西までで5度と半数以上になる。中京はこの風向きが多い印象で、北西で4角地点が完全向かい風になる形。

 基本的に4角地点が向かい風になることが多いのもあって、このレースはL3の4角地点でラップが落ちることが多い。実際10年平均で後半4Fが12.3-12.6-12.1-12.7となっているように、これが中京のイメージの一つにはなるのかなと。L3-2で再加速が求められやすい。これは最速ラップに関わらず。まあ風に関わらず中京はそういう感じなので難しいところはあるが。ペースに関しては正直そこまで風の影響は感じない。例年通りの傾向なら北西方面からの風が吹きやすいので、まあそうなればいつも通りの中京のイメージで良いかな。

ペース傾向

 ペースに関しては正直傾向があまりないが、敢えて言えばかなりのハイ以上が多い。最多がかなりのハイ以上で3度。過半数には至らず、以下かなりのスロー以上とややハイが2度ずつで並び、ややスローも1度ある。平均ペースが過去1度もないという特殊なケースではあるし、平均がないというよりは振れ幅が大きいという見方の方が良いかも。

 8年平均で49.3だが、1800mで±0.6としてみてこの範囲内は4度。そんなにばらけているわけではないが、速ければ昨年47.6、遅ければ51.2とかなり遅い。なので展開やメンツ次第でかなり振れ幅が大きいのかな。

仕掛け・ラップ傾向

 まあ風のところと重複する部分はあるんだけど、基本的にL4最速かL2最速かという感じ。過去8年で奇麗に半々ずつで分けられる。なので基本的にはこのパターンで見ておいていいだろう。まあL5まで含めればL5最速のケースが多くなるんだけどね。

 ただ、最速地点がどこかに関わらず、L3-2で加速が求められるケースは実は100%となる(一応断わっておくが、8/8で数値上100%なだけで、だから今回100%そうなるというわけではない)。つまり仕掛けどころに関わらず坂の登りでの加速が求められる可能性が高い。中京や東京でそういう実績を見せている馬を中心にした方が良いだろう。

脚質別傾向

 とにかく逃げ先行勢が強い。特に1着馬に関して言えば過去8年で差し・追い込み馬が絡めていないわけで、本質的に前目で競馬ができないと難しい中京1800らしいレースといっていいと思う。2,3着まで広げても差し・追い込みが苦戦しているし、基本的に前目を中心に狙うのがベストだろう。

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