川崎記念 2020 ざっくり無料予想

川崎記念2020のざっくり予想

川崎11R ダ2100ｍ
馬場想定：不良、標準ダート想定

展開予想

　軽くざっくりと。行くのはオールブラッシュになる可能性が高いとは思うが、ヒカリオーソも絡んできてこの２頭が外から競って行く。内からケイティブレイブもある程度前で入っていくと思うしチュウワウィザード辺りも２列目かな。ペースは不良である程度前の意識は働くと思うがコーナーごとの減速を考えると上がり切る可能性は低いと思う。62-63ぐらいの感じかな。川崎らしいＬ４最速だがコーナーで緩んでＬ１最加速をイメージ。ポテンシャルを持ちつつ直線で加速がしっかりとできるタイプを狙いたい。

予想

◎12チュウワウィザード
○11ミューチャリー
▲02ミツバ
△01ケイティブレイブ
△08オールブラッシュ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎チュウワウィザード

　まあ軽くだけどチュウワウィザード本命はこれでいいだろうと。ポテンシャルが高いんだけど総合的な部分でも隙が少ないタイプ。例えば前走のチャンピオンズＣなんかは負けパターン。48.7-47.7とややスローから12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 12.1とＬ２最速の流れで３列目の内から包まれて捌くのに苦労。それでももう一度Ｌ１で伸びてきてという競馬。Ｌ２で置かれたというよりは進路確保ができなかった、という感じ。もともと東海Ｓでインティの２着の時が２Ｆのギアチェンジ戦で対応できていたのでこれなら川崎でもというのはある。ベスト条件とまではいわないけどそれでもここでは総合的に一枚上だしギアチェンジも持っている馬だから。本命馬はスッと決まったけどね。

○ミューチャリー

　相手はミューチャリー。もともと去年の春の東京ダービー、ＪＤＤで見ていた馬なんだけど、ＪＤＤで期待しながら噛み合ってなかった。62.1-64.0とかなりのハイ、12.5 - 12.9 - 13.8 - 12.5 - 12.3のラップ推移で２Ｆ戦という強烈な加速が求められた一戦。ここで後方からの競馬となってしまって直線前がこの加速で出し抜く中で一頭だけ伸びてきたという感じ。ギアの上げ下げは大井でも求められるんだが、この形で後ろから差すのはまず難しいし、ラストの伸びは素晴らしかった。ここは川崎の2100ｍでしかも頭数も多くない、外枠なのでゆっくりとポジションを上げていけると思う。もともと南関勢ではトップレベルの実力の馬だと思っているので、このメンバー構成ならチャンスは十分あると思う。

▲ミツバ

　ポテンシャルを持っているのと川崎適性が高いというのはある。川崎記念を勝った昨年は13.2 - 12.0 - 13.2 - 13.6 - 13.0とＬ４最速で向こう正面でペースが上がって３～４角でダウンしてまた上がるという中で好位の外から３～４角で動きつつ直線の加速でケイティを目標にしながら楽に捕えて突き抜けてきたと。Ｌ１の加速に注目しがちな川崎だけど、本質的にはロンスパからのもう一段なので、根本的にポテンシャルが高くないと難しいレースではあると。ミツバはポテンシャルそのものは高いレベルで持っているし、そのうえで動きながらだがしっかりと加速に対応できている。ここ２走は得意条件ではなかったし、帝王賞はハイペースの流れの中で良く踏ん張っている方。前がやりあっている中で上手く離れた２列目で進められれば面白い。

△ケイティブレイブ

　後は軽く。ケイティは本質的にはポテンシャルタイプで後ろから行ってほしいと思っている馬だが川崎や大井で前目からの先行策でも安定しているように要所のギアチェンジを求められてもある程度はやれる。ただし昨年川崎記念でミツバに完敗。ポテンシャルは持っているけど、要所での加速は高いレベルではさほどでもないので川崎では連下までかな。川崎記念を勝った時は中盤でかなり緩めることに成功していて、本質的にはスローのほうが良いと思う。スローロンスパだとトップレベルの馬なんだけどね。今回は前がそこそこペースを作りそうだからね。

△オールブラッシュ

　こちらは逆に川崎巧者。前に川崎記念を勝った時なんかは14.1 - 12.0 - 12.9 - 13.1 - 12.2としっかりと向こう正面からの競馬からコーナー減速、直線での加速で13.1-12.2と一気に引き上げで出し抜いての逃げ切り。この辺はいかにもな川崎巧者っぽい走りだった。まあ最近はそもそもそこまで主導権を取れないことが多いんだけど、前走の報知オールスターＣでも13.6 - 12.0 - 12.7 - 13.7 - 12.9とやはり向こう正面から引き上げての加速で出し抜きを狙って何とか粘り込んできたからね。川崎なら一目置くべき存在。